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2 研究の実際

アンケート結果を基にした基本スキルの選択(中学校)

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基本スキルの選択について
○ 〈基本的なかかわりスキル〉、〈仲間関係発展・共感的スキル〉、〈主張行動スキル〉について
   児童生徒のアンケート結果で「できていない」と回答している割合が10%〜20%の基本スキルを抽出する。そ
  の中から、教師のアンケート結果で「6割程度の児童生徒ができている」と回答している割合が最も高い基本ス
  キルを 選択する。
  ※「できていない」は、「あまりしていない(できていない)」と「ほとんどしていない(できていない)」を合計した
   ものです。
○〈問題解決技法〉について
   「Kトラブルの解決策を考える」だけなので、これを選択する。
<基本的なかかわりスキル>
 
〔表10〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ10〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
@あいさつ
18%
A自己紹介
23%
B上手な聴き方

20%

C質問する
37%
kakawari
 

〔表10〕の中で、10%〜20%に該当するのは「@あいさつ」「B上手な聴き方」である。〔グラフ10〕より、この2つの基本スキルの中で高いものは「@あいさつ」であり、これを選択する。

  選択した基本スキル
矢印
@ あいさつ
<仲間関係発展・共感的スキル>
 
〔表11〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ11〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
D仲間の誘い方

12%

E仲間の入り方
26%
Fあたたかい言葉かけ
9%
G気持ちをわかって働きかける
20%
nakama
 

〔表11〕の中で、10%〜20%に該当するのは「D仲間の誘い方」「G気持ちをわかって働きかける」である。〔グラフ11〕より、この2つの基本スキルの中で高いものは「G気持ちをわかって働きかける」であり、これを選択する。

  選択した基本スキル
矢印
G気持ちをわかって
働きかける
<主張行動スキル>
 
〔表12〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ12〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
Hやさしい頼み方
20%
I上手な断り方
15%
J自分を大切にする
25%
syutyou
※「J自分を大切にする」は、見取りが難しいので、質問項目に挙げていない
 

〔表12〕の中で、10%〜20%に該当するのは「Hやさしい頼み方」「I上手な断り方」である。〔グラフ12〕より、この2つの基本スキルの中で高いものは「I上手な断り方」であり、これを選択する。

  選択した基本スキル
矢印
Hやさしい頼み方
<問題解決技法>
 
〔表13〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ13〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
Kトラブルの解決策を考える

26%

toraburu
 
 問題解決技法は「Kトラブルの解決策を考える」
とする。
  選択した基本スキル
矢印
Kトラブルの解決策
を考える
 
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最終更新日:2011-03-30