子どもの言葉を リフレーミングして プラスのイメージリソースにつなげる
自信がないんだ。 ひかえめだね。 そんなあなたは,友達に好かれてるんじゃない
周りが気になって…。 周りへの心配りができるんだね。 クラスになくてはならない存在だよ。
いつもひとりぼっちなんだ。 ひとりでも大丈夫なんだね。 ひとりで何してるときが一番安心?
何をするにも遅れる…。 よく考えて行動しているんだね。 遅れても,取りかかろうという気持ちがあるんだね。
ちょっとのことで緊張するんだ。 しっかりやろうと力がこもるんだよね。 どんなリラックス法があるのかな?
断れなくて…。 相手のことを考えてるんだね。 断ってよかったって思ったことはある?
○○ちゃんがうらやましい 人のいいところを見てあげているんだね。 あなたにも△△といういいところがあるよ。
自分の意見が言えなくて…。 人に合わせようと,努力してるんだね。
的確な表現をしようと思っているんだね。
今まで,意見が言えたことはある?
がんこだって言われた…。 意志が強いんだよ。信念を持ってるんだね。 どんなことに熱心に取り組んでいるの?
自己中心的だから…。 自分の考えを持ってるんだよ。 人と協調してやったことはないの?
すぐ調子に乗ってしまう。 雰囲気を明るくしてくれるよ。 あなたの明るさで,助かってる人もいるよ。
さわがしいって言われる。 元気で明るいね。 静かにできてたときもあるよね。どんなとき?
自分でもしつこいと思う…。 ねばり強くてあきらめないんだね。 根気強く取り組めるのは,どんなこと?
すぐかっとなってしまって…。 感情を素直に出しているんだね。 怒る以外に,どんなことで感情が出やすい?
よく考えないでやってしまう。 行動力があるんだね。 最近,どんなことに挑戦できた?
負けるのが大嫌い。 向上心があるね。 今度は,何に勝ちたい?なにができるようになりたい?
厳しいって思われてるみたい…。 責任感が強いんだね。 今まで,どんな役割でがんばってきたの?

マイナスのイメージで発せられた子どもの言葉を,プラスにとらえ直した例を挙げています。
学校内カウンセリングでの活用はもちろん,子どもを見る際の視点やリソース探しのヒントとしても利用できるのではないでしょうか。

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