いつ どこで 誰が どのような声かけをするか 声かけのねらい
修学旅行

運動会など

活動場所

職員室

教室

担任

養護教諭

教育相談
担当等
(休みがちな中,参加した子どもへ「いつもは来れないのに,○○のときだけは来るんだね」よりも)
一緒に行けて(やれて)よかった。
今日の朝は,どんな気分だった?
【コーピングクエスチョン】

よくがんばれたね。最後まで参加できたのは,どんなことが励ましになったのかな?
【コーピングクエスチョン】

受容する言葉かけにより,安心感を与えます。
参加できた今の状態について詳しく尋ね,参加につながったリソースを探していきます。
最後まで参加できたことをねぎらった上で,どのように対処してきたかを尋ねることで,動機付けしていきます。

テスト

教室
担任
今日は,テストを受けようって出てきたんだね。どんなふうにがんばったのかな?
【コーピングクエスチョン】

時間いっぱいよく取り組んだね。
【称賛】
テストを受けに来れた状態を,すでに始まっている解決の一部ととらえ,解決を広げていきます。

子どもの取り組む姿勢に目を向けねぎらうことで,自信回復につなげます。

カウンセリングの場面,時間の活用例

 子どもたちにとって様々な学校行事は,楽しみなことである反面,活動意欲がないときにはつらいことでもあるようです。積極的になれない場合などは,子どもたちはいつもとは違う様子を見せます。さらに,担任だけではなく,学年あるいは学校全体で子どもにかかわる場となります。このような機会に,ちょっとした声かけを「ついでカウンセリング」として,子どものリソース探しをしておきましょう。
学校行事での「ついでカウンセリング」