学習活動 |
主な発問(○)と児童の反応(・) |
指導上の留意点 |
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○ |
あいさつはした方がいいかな。また,それはなぜかな。 |
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したほうがいい。 |
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気持ちがいいから,元気が出るから,ほめられるから |
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しなくてもいい |
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面倒くさいから,はずかしいから |
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○ |
今までの生活を振り返らせることで,資料への意欲を高める。 |
○ |
「あいさつはした方がいい」という考えだけでなく,子どもたちの本音の部分も明らかにする。 |
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2 |
資料「あいさつがきらいな王さま」(前半)を視聴し,王様の気持ちについて話し合う。 |
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・おふれを出したとき |
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・国中が暗くて寂しい国になったとき |
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○ |
王様は,どんな気持ちからおふれを出したかな。 |
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・毎日,朝から晩までたくさんの人にあいさつをされてうるさかったから |
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・あいさつがなくなってすっきりするから |
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○ |
大型紙芝居を使いながら,教師の語り聞かせを行う。 |
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○ |
王様の顔とせりふを提示し王様の気持ちを話の筋にしたがって考えさせる。 |
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○ |
「おかしい,なにかおかしい」と考え込んだ王様はどんな気持ちだったかな。 |
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・あいさつは,した方がいいかな。しない方がいいのかな。 |
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・わしは,あいさつが嫌いだったはずなのに,どうして歌いたくなったのかな。 |
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◎ |
うっかりあいさつをしてしまった王様は,どんな気持ちかな。 |
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・あっ,言ってしまった。 |
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・おふれを出して,悪かったな。 |
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・これからは,あいさつをしよう。 |
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・あいさつは気持ちがいいな。 |
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・わしが,間違っていた。 |
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○ |
王冠をかぶって役割演技をすることで,葛藤する王様の気持ちに共感させる。 |
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○ |
あいさつは,自分や周りの人の気持ちを良くさせることに気付かせる。 |
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○ |
今,前みたいにあいさつが嫌いかな。 |
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・あいさつをする王様になってる。 |
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・あいさつが好きな王様に変身してるよ。 |
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○ |
あいさつを嫌っていた王様と今の王様の気持ちの変化を押さえる。 |
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○ |
あいさつが嫌いだった王様に手紙を書こう。「私はこうするよ」と思ったことがあったら,王様に教えてあげましょう。 |
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○ |
児童の思いを十分に書かせるために,時間を確保する。 |
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【児童ワークシートより】 |
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おうさまは,あいさつがきらいだったけどすきになったからよかったね。こころがあったかくなってよかったね。わたしは,こうするよ。わたしはあいさつがすきだから,あいさつするよ。
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おうさま,あいさつができるようになってよかったね。わたしだったら,あいさつはいつもするよ。ともだちが,わたしにあいさつをしてくれたらうれしくなるよ。
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おうさま,さいごにあいさつしたのはよかったけど,これからもあいさつをやめたらいけないよ。わたしだったら,いつもあいさつするよ。
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おうさま,わたしだったらこうするよ。わたしだったら,きちんとあいさつするよ。だって,あいさつはたいせつなことだから。
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○ |
あいさつが上手なお友達がいるよ。 |
○ |
先生が,あいさつをされてうれしかったときのことを紹介するよ。 |
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