指導計画の作成について  もくじのページに戻る
 低学年の生活習慣・学習習慣の育成にかかわる指導計画については,以下のような手順で重点指導項目を選択し,学級経営案の中に位置付け,1年間の指導全体を見通した手立ての計画を立てて実践してみましょう。

     <学級経営の観点より>
アンケート調査から実態把握
前年度の学校評価の
アンケート調査結果
 学校評価項目の中で,生活・学習習慣に関する指導項目の中から,重点指導項目を考察する。
<学級経営の観点より>
学級担任が見た実態把握
 児童の行動観察や日常生活の様子から重点指導項目を考察する。
(雑談,日記,連絡帳などから情報収集)
重点指導項目の位置付け
 保護者向けの学級通信などで,学級目標に向かうための生活・学習習慣の指導に関する説明を記載し,協力を求める。
年間指導計画立案の留意点
 望ましい習慣化を図るため,各学期ごとに到達目標を決定する。
 到達目標を実現するため,できるだけ細分化した手立てを考える。
 3学期までの到達目標と手立てについて系統性を考慮し,計画する。
 指導項目の実践する際に,中心となる学級活動,道徳,国語等各教科・領域を適切な時期と時数等の配分を考慮し,年間計画表に位置付ける。

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