Entrepreneur(アントレプレナー)とは・・・?!
アントレプレナーとはどんな意味?
フランス語を語源とした英語で,「Entre(アントレ)」とは「起業」,「Entrepreneur(アントレプレナー)」で「起業家」という意味です。エンタープライズの語源ともなっているようです。

最近は多くの「起業」「起業家」に関する書物が発行され,書店等にも並んでいます。
アントレプレナー教育とは?!
「アントレプレナー教育」は「起業家教育」のことを指します。「エンタープライズ教育」と呼ばれたりもしますが,「起業家教育」という言い方が最もベーシックのようです。日本国内でも,近年,この「起業家教育」が盛んになってきました。

アントレプレナー教育は,何も「起業家」を育てていこうというものではありません。社会人や大学生が対象となると「起業家」を育てるためのプログラムやトレーニングがセミナー等で実施されますが,児童,生徒が対象のアントレプレナー教育は,起業家精神(発想力、創造力、独創性・・・)を通して生きる力を培うことを目的とします。
国内の起業家教育
「官」の起業家教育
平成13年度に,経済産業省が「起業家精神涵養教材等開発普及事業」を民間に委嘱し,各地では民間が主催するイベント,セミナーが企画運営されています。
「民」の起業家教育・・・「企業も起業家精神を有する人材を育成したい!」
起業家精神は単に,ベンチャービジネスの経営者としての能力を育成するということではなく,様々な業種や職種に共通して必要とされる能力といわれています。つまり,企業での起業家教育は,起業家そのものの育成を期待するものではなく,創造的,自発的な人間性の育成が目指されているということのようです。

企業が実施する起業家教育のセミナーやイベントの内容は様々ですが,主として経営模擬体験や商品販売体験等が多いようです。対象は幼児から社会人までで,その発達段階に応じた内容で実施されているようです。

学校における起業家教育・・・「現状は産・官・学の協力体制!」
最近は,義務教育や高等学校でも取り入れられています。官(経済産業省,地方公共団体や産業を振興する団体や係など)が,起業家教育の委嘱を受けた民間や,独自に起業家教育を進める産(民間や非営利団体)の協賛,後援という形で連携し,そこに放課後や休日に学校が参加しているケースがあります。

学校におけるその時間の取扱いは,時間外の活動として位置付けて進めている学校もあれば,領域(総合的な学習の時間や特別活動)または教科での活動として進めている学校もあります。

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