1 1時目のねらい
・学校にあるものや学校にいる人は,子どもたちがよくなってほしい,成長してほしいという願いをもっていることに気付かせ,学校を大切にしようという心情を育てる。 |
2 1時目の展開
学習活動と主な発問 | 指導上の留意点と子どもを見る視点 | 備 考 | ||||
1 自分たちのクラスのよさを出し合う。
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○ 学校のよさを考えやすくするために,導入ではクラスのよさについて考えさせる。 ○ 児童の発言をもとに,クラスのよさを「人」「もの」等の観点で整理していく。 |
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2 自分たちの学校のよさを出し合う。
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○ たくさんの発言が出ると思われるが,大きく「人」「もの」「伝統」の3つの視点で整理していく。 ○ 3つの視点が出ない時は,用意しておいた写真を示し,そこから新しい視点を引き出していく。 (もの)→(人)→(伝統) ○ 「よさ」探しでは,他と比較しないと意見が出にくいと思われる。転校してきた児童の発言などを大切にしていきたい。 |
・ワークシート(実物) ・ワークシート(枠) (3枚の写真) ・学校の先生 ・遊具 ・朝のかけ足 |
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3 3つの中で,学校の1番のよさは何か考える。
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○ 「1番のよさ」を考えさせることで,それぞれの「よさ」についての考えをより深めていきたい。 ○ 深まらない場合は,次のような切り返しをする。
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○ 1番を決める活動を進める中で,どれにも「三田川小の子どもによくなってほしい」という「願い」が込められていることに気付かせていく。 |
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4 感想を書く。 |
○ 本時で気付いたこと,発見したことを書かせたり,発表させたりすることで,「学校はありがたい」という心情につなげたい。![]() ![]()
○ 学校の中にはたくさんの「よさ」があることに気付かせるとともに,「よさ」について理解させることで「もっとよさを見付けたい」という思いをもたせたい。 |
・感想カード(実物) ・感想カード(枠) |
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![]() 6.次時につなげる。
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○ 次時までに,三田川小の「よさ」 と,そこに込められた「願い」を探させることで,授業と授業の間を有効に活用させたい。 ○ 調べてきたことは付箋に書かせ,みんなで2枚の平面図(学校,校内)に貼らせる。 |