平成22年度佐賀県小・中学校学習状況調査Web報告書

Web報告書もくじⅣ  児童生徒意識調査の結果の分析


Ⅳ 意識調査の結果の分析

児童生徒意識調査結果の分析に当たって

分析の方針
 

 

児童生徒意識調査の分析に当たっては、第Ⅰ章の調査内容の中で述べたように「学校生活」「学習動機」「学習活動(教科全般)」「生活習慣」「家族関係」「地域における生活」というカテゴリーに分けて、分析を行った。


それぞれの設問については、

①今回の調査に見られるおおまかな傾向

②同一学年での定点比較(昨年度の中学1年と今年度の中学1年というような比較)

③同一児童生徒での経年比較(昨年度の中学1年と今年度中学2年というような比較)

④回答状況と正答率との関連

という観点から調査結果の分析を行った。

 

分析に当たって留意した点

 

(1)

 

分析の対象となるデータについては、「回答状況と正答率との関連」を見る関係上、各学年において全教科(小学5年は4教科、中学1年は4教科、中学2年は5教科)のペーパーテストを受検した児童生徒のデータを、有効回答としている。各学年の有効回答者数と有効回答者率は、下記のとおりである。

(※小学5年と中学3学においては、全国学力・学習状況調査のなかで意識調査をおこなっており、この調査では意識調査を行っていない。)

有効回答者数
全回答者数
有効回答者率
小学5年 8,361人 8,528人 98.0%
中学1年 8,319人 8,548人 97.3%
中学2年 8,013人 8,266人 96.9%

(2)

本章で記述する「正答率」については、有効回答者の全教科(小学5年は4教科、中学1年は4教科、中学2年は5教科)の平均正答率を用いた。

 

(3)

「回答状況と正答率との関連」について記述については、それぞれの回答選択肢を選択した児童生徒全員の正答率の平均を求めて比較した。選択肢の回答状況によりそれぞれの回答選択肢を選択した児童生徒数は異なるため、児童生徒数が極めて少ない回答選択肢については、その正答率を比較することが適切でない場合も考えられる。このような場合については、その旨を文中に記した。

 


最終更新日: 2011-1-31