W 指導過程を構想し、その中での評価規準をより具体的に設定します。
単元の評価規準の観点である「国語への関心・意欲・態度」「読む能力」「言語についての知識・理解・技能」について、1単位時間ごとの評価規準と評価方法を考えてみます。ここでは、観点ごとの評価をバランスよく実施することが必要です。 |
〈指導と評価の計画〉 |
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次 |
時
間 |
学習活動 |
学習過程における評価規準と評価方法 |
一 |
1 |
@ |
手紙をもらった経験などを出し合い、話の大体の流れを把握する。 |
A |
音読劇をすることを知り、学習計画を考え、今後の学習の見通しをもつ。 |
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音読劇を成功させるために、単元計画について進んで話し合おうとしている。
〔発言内容・学習計画の記述〕 |
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評価の進め方 |
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二 |
2 |
B |
登場人物を確認する。 |
C |
出来事を整理し、場面分けをする。 |
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[読ウ] |
場面の変化に気付き、場面を分けている。
〔ワークシートの記述〕 |
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評価の進め方 |
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3 |
D |
手紙をもらえず悲しんでいるがまくんの気持ちを読み取る。【1の場面】 |
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[読ウ] |
がまくんのさびしい気持ちを読み取っている。
〔ワークシートの記述・発言内容・音読の状況〕 |
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4 |
E |
がまくんの思うかえるくんの気持ちを読み取る。
【2の場面】 |
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[読ウ] |
かえるくんのがまくんを思う気持ちを読み取っている。
〔ワークシートの記述・発言内容・音読の状況] |
[言イ(カ)] |
主語のない文章があることに気付き、場面の様子を想像している。
〔発言内容・音読の状況・観察〕 |
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5 |
F |
二人の言動を比較し、それぞれの気持ちを読み取る。【3の場面前半】 |
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[読ウ] |
二人の気持ちの違いを読み取っている。
〔ワークシートの記述・発言内容・音読の状況〕 |
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6 |
G |
がまくんの気持ちの変化と二人の心の通い合いを読み取る。【3の場面後半】 |
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[読ウ] |
二人の心が通じ合っていく様子を読み取っている。
〔ワークシートの記述・発言内容・音読の状況〕 |
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7 |
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[読ウ] |
幸せな二人の様子を読み取っている。
〔ワークシートの記述・発言内容・音読の状況〕 |
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三 |
8 |
I |
グループに分かれて、音読劇発表会に向けての話し合い及び練習をする。 |
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[関] |
音読劇に向けて進んで話し合おうとしている。
〔発言内容・観察〕 |
[読ウ] |
読み取ったことを基に音読劇の練習をしている。 〔音読の状況・観察〕 |
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9
10 |
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[関] |
進んで音読劇に取り組んだり、友達の音読の良いところを探しながら聞こうとしたりしている。
〔音読発表・発言内容・観察〕 |
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四 |
11 |
K |
「お手紙」を読んで、おもしろかったところや気に入ったところなどを出し合い、交流する。 |
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[読ウ] |
話のおもしろかったところや気に入ったところなどを紹介している。〔紹介の内容〕 |
[関] |
アーノルド=ローベルの他の作品の紹介を、興味をもって聞こうとしている。〔発言内容・観察〕 |
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12 |
L |
もらったらうれしくなるような「ぽかぽかお手紙」を学級の友達に書く。 |
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[言イ(エ)]
[言イ(カ)] |
主語や述語、「○○さんへ」という助詞を正しく使って手紙を書いている。〔手紙の記述〕 |
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評価の進め方 |
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