これからの算数科学習指導について提案します!

 小学5年 「単位量あたりの大きさ」  1/5時の学習プラン 
        〜1班と3班では、どちらが込んでいるか考えよう〜
  1 本時の目標
    ○ 面積と人数の二つの量が異なる場合の混み具合を比べようとしている。      
     
【算数への関心・意欲・態度】
    ○
異なる二つの量の大小を,公倍数の考えや単位量あたりの考えを用いて比べることができる。
     
【数量や図形についての技能】
  2 算数的活動について
 
(ア)
 探究的な活動として、 部屋の混み具合の比べ方や表し方を既習事項を使って考えさせる。
 
(イ) 
 説明する活動として、 どちらが混んでいるかを、自分の表現した図や式、言葉を使って説明させる。
  3  本時の展開
 
過程
学習活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎)
つかむ
1
 混み具合について知り、本時の課題をとらえる。
[問題]
修学旅行で、1班から3班の人数ととまる部屋の面積は、下の表のようになりました。どの部屋がこんでいるといえますか?
1班
2班
3班
面積(�u)
10
10
8
子ども(人)
6
5
5
場面絵の提示例
○ 混み具合についてのイメージをもたせるために、「混んでいる」という言葉から想像する生活場面を想起させる。
○ 混み具合には、面積と人数が関わっていることをおさえるために、場面絵を提示しながら、どちらが混んでいるかを考えさせる。
○ 1班と2班、2班と3班の混み具合を考え、面積、人数のどちらかが同じだったら比べることができることを理解させる。
○ 視覚的に分かりやすいように、面積の大きさで色画用紙を分けて場面絵を提示する。
○ 1班と3班を比べ、面積も人数も違う場合は簡単に比べることができないことをおさえる。

1班と3班では、どちらが混んでいるかを考えよう。

見通す
2
 解決の見通しをもつ。
○
自力解決で、比べ方を考えることができるように、つかむ段階で、面積か人数のどちらかがそろっていたら比べることができたことをおさえる。
自力解決
3
 自力解決をする。

《予想される児童の考え》
  �@面積を公倍数でそろえて比べる方法
    1班 40�uで24人
    3班 40�uで25人
  �A人数を公倍数でそろえて比べる方法
    1班 30人で50�u
    3班 30人で48�u
  �B面積1�uあたりの人数で比べる方法
    1班 6÷10=0.62
    3班 5÷8=0.625
  �C人数1人あたりの面積で比べる方法
    1班 10÷6=1.66・・
    3班 8÷5=1.6

◎
どちらが混んでいるか、面積と人数のどちらかをそろえて比べさせる。(ア)
○ 一つの方法で求めたら、他の方法も考えさせる。
○ 学び合いの活動で友達に説明させるために、ノートに図、式、言葉などを用いて記述するようにさせる。
◇
面積と人数の二つの量が異なる場合の混み具合を比べようとしている。
【算数への関心・意欲・態度】[観察、ノート]

 

学び合い
4
 自分の考えをペアで説明し合う。
「理由を明らかにして話し合っている様子」
◎ 自分の考えを説明する際には、ノートを示しながら説明させる。(イ)
◎ はじめに、自分の考えを伝え、どうしてそのように考えたか図や式、言葉等を関連付けながら説明させる。(イ)
○ 考えを深めるために、自分の考えと同じか違うかを意識させながら話し合わせる。また、よく分からないところは、お互いに質問し合うようにする。
○ 自分と異なる考えについては、ノートにメモをとらせる。
5
 解決方法を発表し、全体で話し合う。
  ≪児童が実際にノートにかいた考え≫

「�Aの考えを表現したノート例」

◎
答えだけではなく、図や式、言葉などを関連付けながら説明させる。(イ)
◎
考えを共有するために、一人に全てを発表させずに、他の児童に続きを予想させたり、発表させたりする。(イ)
○ 人数を基準として面積を出した児童には、数値の小さい方が混んでいることをきちんと理解させる。
○ どの方法も、面積か人数をそろえていることに気付かせ、どちらか一方をそろえれば比較することが可能であることをおさえる。
○ 単位量あたりの大きさで表すと、簡単に求められることを理解させる 。
◇
異なる二つの量の大小を,公倍数の考えや単位量あたりの考えを用いて比べることができる。
【数量や図形についての技能】[観察、ノート]
まとめる
6
 本時の学習をまとめる。
   どちらかをそろえて考えることで、混み具合を比べることができる。
7  本時の学習で学んだことを算数日記に書く。
≪児童が実際に書いた算数日記の例≫
○ 面積と人数のどちらか一方をそろえることで比べることができるようになることを確認する。

○
授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことやさらに調べてみたいことなどを書かせるようにする。
 
   
 
 
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