これからの算数科学習指導について提案します!

 小学4年 「小数」
      4/11時の学習プラン 〜小数を数直線に表そう〜
  1 本時の目標
 
数直線上にある小数を読み取ったり、小数を数直線上に表したりすることができる。
 
 
  2 算数的活動について
 
説明する活動として、小数を整数と同じ数直線の上に表し、1を10等分にした目盛りの何番目にあるかなど、整数の十進位取り記数法の考えを1より小さい数に拡張して説明させる。
 

  本時の展開
 
過程
学習活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎)
つかむ
1 本時の課題をつかむ。
○ 1めもりが表す大きさが0.1の数直線を提示し、本時の学習内容を把握させる。
小数を数直線に表そう。
見通す 2 解決の見通しをもつ。 ◎ 0と1の間がいくつに区切られているか確認させ、前時のcmやLの1より小さい量を表すときの考えを想起させる。
自力解決 3 0.7L、2.4Lが数直線上のどこにあるかを考える。 ○ 2.4Lは、2と3の間の大きさであり、2と0.1が4個分の大きさであることを意識させる。
○ 数直線がいくつに区切られているかを意識させる。
◇ 数直線上にある小数を読み取ったり、小数を数直線上に表したりすることができる。【技能】 〔ノート等〕
学び合い
4 数直線の読み方や表し方について、相互に説明し合う。 ◎ ノートを見せながら、数直線の読み方や表し方について相互に説明し合う。
5 全体の場で説明する。 ○ Lやcmで学習した1を10等分した1つ分が0.1を表していることを数直線上でも確かめさせる。
◎ 0.7Lや2.7Lを表すめもりに印を付けた理由を数直線の1めもりの大きさをもとにして説明させる。
まとめる 6 本時の学習をまとめる。
・小数を数直線に表す方法について確かめる。
7 振り返り問題を解く。
○ 0.1を10個集めて1、1を10個集めて10というように、整数の数の仕組みと同じであることをとらえさせる。

○ 教科書の問題を解くことで、本時の学習を振り返らせる。
 
   

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