これからの算数科学習指導について提案します!

 小学4年 「面積」
      9/12時の学習プラン 〜長方形の形をした土地の面積を求めよう〜
  1 本時の目標
 
辺の長さがmで表されている大きな面積の表し方を考えることができる。
   
【数学的な考え方】
 
u、uの単位の相互関係が分かる。
   
【数量や図形についての知識・理解】
  2 算数的活動について
  (ア) 探究的な活動として、広い土地などの面積を調べることを通してuの単位について考えさせる。
  (イ) 説明する活動として、uを単位とした正方形の数を計算で求めることについて言葉や数、式、図などを用いて友達に説明させる。
     
  本時の展開
 
過程
学習活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎)
つかむ
 本時の課題をつかむ。
町や県のような広い土地の表すにはどうしたらよいかを全体で話し合わせ、本時のめあてを確認させる。
長方形をした土地の面積をもとめましょう。(南北4m、東西2m
見通す
 解決の見通しをもつ。
<予想される児童の考え>
  m=1000mなので、かなり広い。
  1uより大きな単位がないかな。
町や県のような広い面積は、1辺が1mの正方形の面積(1u)を単位として表すことを知らせる。
uについて、教科書の挿絵(p92)や学校周辺の地図などを調べることを通して、広い土地の面積の表し方について関心を高めるようにする。(ア)
自力解決
 自力解決をする。
<予想される児童の考え>
  uが4×2=8 だから8uになる。
 
uを単位として、1uがいくつ分あるかを考えさせるようにする。(ア)
u、1uを単位としたときと同じように長方形や正方形の面積を計算で求められないか考えさせるようにする。(ア)
   
◇ 辺の長さがmで表されている大きな面積の表し方を考えることができる。【数学的な考え方】 〔ノート〕
学び合い
 自分の考えをペアや全体の場で説明する。
<予想される児童の考え>
  uのいくつ分と考えれば面積を求めることができる。南北4m、東西2mが分かれば長方形の面積の公式が使える。
4×2=8    答え 8u
 
ノートを相手に見せながら、自分の考えを相互に説明させる。(イ)
説明を聞いて、相手のノートのかき方や説明の仕方のよい点なども話すようにさせる。
図、言葉などを使って式と関連させて説明するようにさせる。
まとめる
 本時の学習をまとめる。
 
町や県のような広い土地の面積は、1辺が1uの正方形の面積を単位にして表すとよい。

 1uは何uになるかを考える。
町や県のように広い面積は1uを単位として考えればよいことについておさえるようにする。
uは、1辺が1000mの正方形の面積であることから考えさせる。
  
◇ u、uの単位の相互関係が分かる。
【知識・理解】[ノート]
 
   

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