食生活における確かな実践力をはぐくむ中学校家庭科の授業を提案します!

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食事の役割に関する内容
表の見方
ピンクの文字 中学校の内容で、小学校での学習にかかわる記述
オレンジの文字 関連する他の内容項目や他の教科記述
みずいろの文字 話し合いや発表などの児童生徒活動の記述
 
本内容のねらい
該当校種だけの内容
追加した内容 
必修となった内容
小学校
中学校
 食事の振り返りや実習などを通して、日常の食事への関心を高め、食事の役割を知り、その大切さに気付くとともに、楽しく食事をするための工夫について考え、 実践できるようにすることをねらいとしている。
   
(1) 食事の役割
食事の役割と日常の食事の大切さ






ねらい
食事は健康を保ち、体の成長や活動のもとになったりすることや、人と楽しくかかわったり、和やかな気持 ちになったりすることを知る。


規則正しい食事が生活のリズムをつくること、朝食を食べることによって、学習や活動のための体の準備ができることにも触れる。












配慮事項
家庭の食事や給食について振り返り、おいしかったことや楽しかったことなどを話し合ったり考えたりことを通して、食事の役割を知り、日常の食事の大切さに気付くようにさせる。

内容Aとの関連を図り、家庭の食事づくりの仕事を振り返って、自分のできることを考えたり、家族との食事などの計画をして、実践し、報告会をすることなども考えられる。

他教科との関連
体育科での学習と結び付けて、健康や成長面から食事の役割について気付かせる活動も考えられる。
  自分の食事の振り返りや栄養素の種類と働きに関する学習を通して、食事の役割と中学校の栄養の特徴について理解を深めるとともに、自分の食生活に関心をもち、健康によい食習慣について考え、よりよい食生活ができるようにすることをねらいとしている。
   
(1) 中学生の食生活と栄養
食事が果たす役割






ねらい
小学校における食事の役割と楽しい食事についての学習を踏まえ、生命の維持や健康の保持増進、成長、人間関係を深めたり、文化を伝えたりする役割もある ことを理解できるようにする。
健康によい食習慣
栄養バランスがよい食事をとることや規則正しくとることの重要性、自分の食習慣を見直すこと、健康によい食習慣を身につけ、日常生活において実践することの大切さにも気付くようにする。
健康の保持増進については、食事を中心に考えるようにする。



配慮事項
普段の食生活を振り返るなどして自分の食習慣における問題点を把握したり、視聴覚教材などを活用して健康によい食習慣について、話合うなどの活動を通して、生徒が主体的に考えることができるようにさせる。
楽しく食事をするための工夫




ねらい
相手を思いやりながら楽しく食事をするための工夫をすることができるようにする。
マナーについては、はしや食器の扱い方に気を付け、食べる速さに配慮し、会話を考えることなどを考えせる。
あいさつをすること、残さず食べることを通して、食事を大切にする意識を高めるようにする。









配慮事項
お茶の入れ方や供し方、調理実習の試食等を体験しながら、マナーや食卓の工夫について考えたり、話し合ったりするなどの活動が考えられる。

B(3)と関連させて、調理実習時に配膳を工夫したり、はしや食器の扱い方などを具体的に扱うことも考えられる。
A(3)との関連を図り、食事などの場における会話や心の触れ合い等が大切であることに気付き、日常生活に活用できるようにすることも考えられる。

 

 

 

 

 

 

 

 


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最終更新日: 2010-03-23