米飯及びみそ汁の調理を計画し実習することを通して、調理に関心をもち、調理の基礎的・基本的な知識及び技能を身に付けるとともに、調理のよさや作る楽しさを実感し、日常生活で工夫し活用する能力を育てることをねらいとしている。 |
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我が国の伝統的な食文化 |
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米飯及びみそ汁の調理
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ねらい
米の洗い方、水加減、浸水時間、加熱の仕方、蒸らしなど、固い米が柔らかい米飯になるまでの一連の操作や変化を実感的にとらえ、炊飯することができるようにする。その際、観察した結果をまとめたり、発表したりするなどの活動を取り入れ理解を深めるようにすることも考えられる。
だしのとり方、中に入れる実の切り方や入れ方、みその香りを損なわない扱いなどを調べ、みそ汁を調理することができるようにする。
○盛り付け、配膳
(調理の内容に記載)
■食事を楽しくするための工夫
(食事の内容に記載) |
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配慮事項
この学習では、自動炊飯器による炊飯は対象とはしていないが、1食分の食事として組み合わせて調理する場合には、自動炊飯器の利用も考えられる。
中に入れる実の選び方や取り合わせ方について、日常よく使われる食品の中から栄養バランスや季節などを考えて、食品の組合せを工夫することも考えられる。
B(2)のウ及び(3)のウの事項と関連させ米飯及びみそ汁、おかずを中心とした栄養バランスがよい1食分の献立を考えさせ、調理することで、日常生活に生かすことも考えられる。
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日常食の調理などに関する学習を通して、調理に ついての基礎的・基本的な知識及び技術を取得す るとともに、地域の食文化についての関心と理解を 深め、課題をもって日常食又は地域の食材などを 生かした調理を工夫し、実践しようとする意欲と態 度を育てることをねらいとしている。 |
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地域の食材を生かした調理 |
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地域の食文化
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ねらい
地域又は季節の食材を用いることの意義について扱い、地域の食材は新鮮なものを食べることができるなど、地域又は季節の食材のよさを理解できるようにする。また、実際に食材に触れることを通して、自分の住む地域の食文化に関心をもたせる。
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配慮事項
地域又は季節の食材について調べ、それを用いた日常食の調理をすることや、地域の伝統食や郷土料理を扱うことも考えられる。
B(1)のアの事項との関連を図り、食事には文化を伝える役割があることも理解できるようにする。
食生活を見直し、課題を見つけて計画し、実践、評価、改善するという一連の学習活動を重視し、問題解決的な学習を進めるようにする。
計画をグループで発表し合ったり、実践発表会を設けたりすることなどの活動を工夫して、効果的に実践ができるようにする。
B(3)のアの事項との関連を図り、自分の食生活の課題を解決するための日常食の調理を計画を立てて実践することが考えられる。
B(3)のイの事項との関連を図り、家族とともに地域の食材を生かした献立を工夫し、郷土料理や行事食の計画を立てて実践したりすることなどが考えられる。その際、栄養や献立、調理などについて学習した知識と技術を活用し、家庭で実践する意義についても気付くようにする。 |
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