社会的な見方や考え方を深める社会科学習に取り組んでみよう!

単元名 
  「私たちの地球をみつめて・環境問題とエネルギー〜日本は原子力発電所を増やすべきか〜」
                                                        (第3学年)

1 本時の目標

分析した資料やグループでの話し合いを基に、多面的・多角的に考察した過程や結果を説明することができる。【社会的な思考・判断】

2 板書
3 本時の展開 (2時間計画)
【1時間目】
@学習問題を確認し、判断をしよう 
A資料分析をしよう
 学習問題を確認した後、資料など参考にせず既得知識のみで判断し、時間をあまり掛けず理由を記入させる。  資料プリント(全6種類)の分析をさせる。内容が難しい場合は、グループ活動を取り入れ、お互い教え合えるようにする。また、分析の内容を全体で発表させる。
B分析した内容をもとに、個人で判断しよう       
 資料を分析した後、個人で「賛成」「反対」どちらがよいか判断させる。この際、自分が「大切にしたいことを」ワークシートに記入させる。
 資料分析をすることで、考えがどのように深まったか、またどのように変化したか確認させる。
【2時間目】
@前時の確認をしよう
Aグループで意見を出し合い、主張(仮説)で立てよう
 前時で、「賛成」「反対」どちらに判断したか確認し、それぞれの人数を把握する。  「賛成」と「反対」両方の理由をグループの中で出し合い、多面的・多角的にとらえることができるようにする。
 グループで出てきた理由を、各グループで発表させる。 (黒板に記入させる。)
Bそれぞれの主張はどんな社会を目指すのか、 グル
  ープで話し合いをしよう
C「日本は、原子力発電所を増やすべき である」に
  ついて、個人で判断をしよう
 「賛成」「反対」の主張は、それぞれどんな社会を目指すことになるのか考えさせる。  資料を参考に判断したことや、グループで話し合ったことを参考にして最終判断をさせる。 理由を書く際には、両方の主張を比較して述べることができるようにアドバイスをする。 これからの日本はどうあるべきか、考えを記入させる。
実践事例へ戻る
 

Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved.
最終更新日:2010-03-08