社会的な見方や考え方を深める社会科学習に取り組んでみよう!

単元名 
  「水産業がさかんな銚子港 」 (第5学年)

1 本時の目標

今後の日本の水産業は輸入に頼るべきか、生産力を上げるべきか、予算面、安全面、自給率などの価値を考慮しながら、自分の考えをまとめることができる。 【社会的な思考・判断】

2 板書
 
3 本時の展開
@学習課題をつかもう
A自分の考えを書こう
 これまでの学習から、日本がよい漁場であること、 消費量が世界2位であること、しかし、水産業に携わる人々には、様々な問題があることを思い出させる。  日本の水産業は輸入に頼るべきか、生産力を上げるべきか。 自分の立場を決めさせる。 そして、そう考えた根拠を、教科書や資料集などの資料から探させ、ノートに箇条書きさせる。
  なかなか書けない児童のために、早く書けた児童には、黒板に書かせ、書けない児童の参考にさせる。
B自分の考えを発表しよう C 話し合い、自分の考えをまとめよう

それぞれの考えを全員に発表させる。ノートに書いたことを発表させるだけで、この段階では、まだ反論はさせない。
 発表を聞きながら、友達の意見をメモさせる。また、反論があれば書かせる。その後、お互いに話し合いをする。
  話し合いでは、「安全面」「予算面」「自給率」などの観点を明確にして話し合わせる。

友達の意見と比べながら、最終的にどのように考えたか、自分の意見を書かせる。
  輸入に頼るべきと考えた児童も、生産力を上げるべきと考えた児童も、今後の日本の水産業がどうなってほしいか、「目指す社会」を意識させて、まとめを書かせる。

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最終更新日:2009-12-24