基礎的・基本的な知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

 小学5年 「図形の角のひみつを調べよう」
  2/8時の学習プラン 〜三角形の3つの角の大きさの和が180°になるか確かめよう〜
 
 
  1 本時の目標
 
自分や友達が調べた結果から三角形の内角の和が 180°であることを理解する。【知識・理解】
     
  2 主な算数的活動について
 
作業的な活動として、「三角形の内角の和が 180°になる」ことを確かめさせるために、自分が考えた方法を用いて調べさせる。
 
説明する活動として、自分が確かめた方法を友達に分かりやすく伝えるとともに、適用問題に取り組む中で、答えを導いた根拠を説明させる。
 

  3 本時の展開
 
過程
学習活動
算数的活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動の指導にかかわる留意点(◎)
つかむ
1 本時の課題をとらえる。
2種類の三角定規の角について考える。
◎ 2種類の三角定規の共通点を考えさせ、両方とも3つの角の大きさの和が 180°であることをつかませる。
○ 他の三角形でも 180°になるだろうかと問い掛け、課題を提示する。

三角形の3つの角の大きさの和が 180°になるか確かめよう

見通す
2 解決の見通しをもつ。
《予想される児童の解答》
 ・敷き詰める。
 ・3つの角を切って一点に集める。
 ・分度器で角を測る。
○ どんな方法が考えられるか発表させる。 
自力解決
3 自力解決をする。
それぞれの方法で、3つの角の大きさの和が180°になることを調べる。
  
  「分度器を使って確かめる児童」
◎ 前時で敷き詰めた2種類の三角形について、自分が考えた方法で確かめさせる。
◎ 確かめた方法とその結果が、友達にもよく分かるようにワークシートに書かせる。
○ 早く終わった児童は、他の方法でも確かめるように指示する。
学び合い
4 全体の場で確かめた方法とその結果を発表し合い、三角形の角の性質をまとめる。
        
    「敷き詰めた図を使って説明する児童」
○ 確かめた方法と結果について、表を掲示してまとめていく。
○ どの三角形も、いろいろな方法で調べた結果、180°になったことを確認させる。
三角形の3つの角の大きさの和は 180°になる
5 教科書4ページの@の適用問題を解く。
答えの求め方を、ペアをつくって説明し合う。
      
       「適用問題に取り組む児童」
○ 測定するのではなく、計算で求めることを押さえる。
◎ (1)(3)の問題は、全体の場で求め方を説明させ、その後(2)(4)に取り組ませる。終わったペアは、答えをどのようにして出したか、互いに説明させる。
○ 180°から分かっている角度を引けばよいことを、個別指導を通して気付かせる。
◇三角形の内角の和は 180°であることを理解している。
【数量や図形についての知識・理解】
〔適用問題、ワークシート〕
◇計算で三角形の角の大きさを求めることができる。
【表現・処理】
〔適用問題、ワークシート〕
まとめ
6 本時の学習を振り返る。

・自己評価をする。
○ 本時の学習をまとめさせる。
 

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最終更新日: 2009-12-25