基礎的・基本的な知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

 小学4・5年 「箱の形を調べよう」
      2/8時の学習プラン 〜直方体と立方体についてくわしく調べよう〜
  1 本時の目標
 
直方体と立方体の共通点や相違点について考えることができる。【数学的な考え方】
 
直方体と立方体の特徴を理解する。【知識・理解】
   
  2 主な算数的活動について
   
 
調査的な活動としては、児童一人一人に直方体や立方体の構成要素の数や形を調べさせ、ワークシートにまとめさせる。
 
説明する活動としては、ワークシートにまとめたことを学級全体に説明したり、友達の発表を確かめたりさせる。
 
 
 
※ ワークシートはA4判で作成していますが、授業ではB4判かA3判に拡大して使うことをおすすめします。
  3 本時の展開
 
過程 学習活動
算数的活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動の指導にかかわる留意点(◎)
つかむ
1 本時の課題をとらえる。
・立体図形に関心をもつ。
・「まちがいさがし」を行う。








・本時の課題を知る。
○ワークシートの「まちがいさがし」の問題を通して前時の学習内容を振り返り、本時の内容を把握させる。
「まちがいさがし」の問題は以下の通り
Aさん ぼくは、全部の面が正方形の直方体を持っているよ。
Bさん わたしの直方体は、8つの面があるわ。
Cさん ぼくは、頂(ちょう)点が6つある立方体を持っているよ。
Dさん わたしは、辺の数が9本ある直方体を作ったわ。
Eさん わたしの直方体は、すべての面がちがう大きさの長方形をしているわ。

直方体と立方体についてくわしく調べよう
見通す
2 解決の見通しをもつ。
≪児童の見通し≫
・面の形、数
・辺の数
・頂点の数
○具体物を用いて構成要素について調べることを知らせる。
自力解決
3 直方体や立方体を調べる。 ○具体物を用いて、面の数、辺の数、頂点の数、面の形を調べさせ、ワークシートにまとめさせる。
◎直方体と立方体を比較して、似ていることを考えさせる。
◎調べて分かったことを自分の言葉で表現させる。
◇ 直方体と立方体の共通点や相違点について考えることができる。
【数学的な考え方】
〔ワークシート〕
学び合い 4  自分の気付きを説明し合う。
・全体の場で、いろいろな気付きを説明
  する。
直方体と立方体について比べる。
 
      「気付きを説明する児童」

○直方体や立方体を調べて分かったことを発表させる。
○発表したことを表にまとめ、確認できるようにする。

◎友だちの発表に合わせて、具体物を用いて確かめさせる。
◇ 直方体と立方体の特徴を理解している。
【数量や図形についての知識・理解】
〔ワークシート、発表など〕
まとめる
5 まとめをする。

6 本時の学習を振り返り、次時
  の見通しをもつ。
○直方体や立方体について、表にまとめたことを確かめる。

○本時の学習でがんばったことや分かったことを振り返らさせる。
 
 
 
 
Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved.
 
最終更新日: 2009-12-25