過程 |
学習活動 |
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)算数的活動(◎) |
つかむ |
1 本時の課題をとらえる。 |
○ どんなことを学習するか、分かりやすくするために、( )の中の言葉を考えていくことを伝える。 |
計算のきまりを見なおそう |
かけ算では、かける数が2倍、3倍、・・になると、( )になる。 |
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見通す |
2 かけ算の性質を考える。
たて5cm、横2cmの長方形があります。この長方形のたての長さを変えないで、横の長さを2倍、3倍、・・とすると、面積はもとの何倍になりますか。 |
・面積を求める式を書いて答えを求める。 |
○ 問題は、把握しやすいように面積図と大事な言葉だけを提示する。
○ 考える前に、元の長方形の式が5×2=10であることや変わるものと変わらないものがあることを押さえる。
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自力解決 |
3 全体の場で、かけ算の性質について話し合う。
・6×7=42を基にして、6×14や6×35の求め方をペアで説明し合う。 |
○ 変わらない数と変わる数が見やすいように整理して板書する。
○ かけ算の性質をまとめる。
◎ 2倍、3倍だけでなく、更に○倍しても成り立つかを確かめさせる。
◎ ペア学習の前に、全体で6×14の求め方を考えさせる。
◎ かけ算の性質を使っての求め方をペアでお互いに説明させる。
◇ 乗法の性質を用いた求め方を説明することができる。【表現・処理】(ワークシートB−1) |
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学び合い |
4 わり算の性質について話し合う。
わられる数 わる数 商
24 ÷ 4 = 6
48 ÷ 8 = 6 |
・2つの式を見て、気付いたことを話し合う。
・わり算の性質を使って商が6になる別の式を考える。 |
○ 「かけ算と同じようなきまりがわり算にもあるだろうか?」と問い掛ける。
◎ 「わられる数」「わる数」「商」の言葉を使って気付きを説明させる。
○ 出された気付きを基に除法の性質をまとめさせる。
◎ きまりが本当に成り立つか問い掛け、他の式で確かめさせる。
◎ 商が6の場合の確かめが終わった児童には,商が他の数でも成り立つかを確かめるように促す。
◇ 除法の性質をとらえている。【知識・理解】
(ワークシートB−2) |
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まとめ |
5 本時の学習を振り返る。
・かけ算とわり算の性質を確かめる。
・振り返りカードを書く。 |
○ 式の中で変わるところ、変わらないところを意識させ、乗法と除法の性質の違いをまとめさせる。 |