国語科授業の「あったらいいな!」を形にします。

平成21年度佐賀県小・中学校学習状況調査にみられる国語科の課題
(中学校2年)

■平成21年4月21日(火)・22日(水)に実施された佐賀県小・中学校学習状況調査の問題の中には、課題となるものがいくつか出題されていました。特に「書くこと」領域における条件に応じた書き換えが必要になる問題、「読むこと」領域における根拠となる情報(事実)を取り出し、それを基にまとめる問題などです。
中学2年
<大問2 一(2)>
メモの中から必要な内容を選び、伝えたい事柄が明確に伝わるように書く力を問う問題
中学2年
<大問3(三・四)>
目的に応じて論の展開をおさえ、正確に理解する力を問う問題
中学2年
<大問4(一・二)>
文脈に即して漢字を正しく読む・書く力を問う問題
■これらの問題は「書くこと」「読むこと」の基礎的・基本的な知識・技能のみで答えられる問題ではありません。知識や技能を使って(活用して)書き換えたり、想像したり、まとめたりという活動が必要になってくる問題です。また、言語事項については、同音異義語や同訓異字についての知識が生かされなければなりません。
■教育センターでは、子どもたちの知識・技能の定着をサポートする学習プリントや活用にかかわる学習プリントを定期的に作成し、提供しています。ぜひご覧になり、ダウンロードして使っていただけたらと考えてます。
今回(平成21年度)の調査で課題がみられた問題に関連して活用できるプリントを公開しています。
※中学校国語1年については、出題内容が小学6年までの範囲なので、小学校国語科教育研究委員会のページを参照下さい。

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最終更新日: 2010-03-23