これからの国語科学習指導について提案します!!

〈本時の実践例〉9・10/11

 
(1) 目標
 ○ 「未来予測」「現在の様子(根拠)」「利点」「問題点」の4つの観点を踏まえて話合いに参加することができる。
(2) 指導の実際  
学習活動 指導・支援
1 前時の学習を振り返り、本時の学習内容を知る。

2 本時のめあてを確認する。
それぞれの役目を果たしてパネルディスカッションを成功させよう
○パネル・ディスカッションの手順を確認する。

3 パネル・ディスカッションをする。

 
  (1)討論者が発表をする。

(2)司会者が各討論者の要約をする。


  (3)討論者に対する質問と応答


(4)参加者も加わっての全体討論

○話し合いがスムーズに進むよう、司会者には進行の手引き
  を渡しておく。

○各討論者の予測内容の違いを考えながら聞かせる。

○司会者がする各討論者の要約で補う点があれば補足説明
  をする。

○自分の立場をはっきりさせて、前の人の意見を受けながら
  話すようにさせる。

○友達の発表内容の素晴らしいところや上手な話し方など気
  付いた事はメモをしてもいいことを伝える。

(評価)
未来の生活に興味を持ち、4つの観点を踏まえてパネルディスカッションに参加している。
                  〔発言及びワークシート〕
評価
B:4つの観点を意識して、話している。
C:4つの観点をもたずに話している児童には、原稿に印をつ
    けさせ、整理させる。また、話す時に「良い点は・・・と言い
    ましたが」など出だしに注意しながら話させる。
4 パネル・ディスカッションを振り返る。
   (1)振り返りカードを書く。

     (2)発表をする。
    ・始めは○○と思っていたけど、
         △△さんの意見を聞いて・・・。
    ・△△さんの発表の仕方がよかったので・・・。

○自分が一番納得できた予測を選び投票させる。



○友達のいいところを伝え合い、みんなで認め合える雰囲気
  を作る。


○友達の意見を聞いた後の、自分の考えの深まりや変化に
  ついても発表させる。
5 学習を振り返り、評価する。 ○次時は、タイムカプセルに入れる未来予測記事を書くこと
  を伝える。

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最終更新日: 2010-01-20