本時の目標
イ 問いと答えの構造を踏まえて,要約させる。
エ 具体例の書かれた段落の役割について理解させる。
指導の実際(3/6時)


学習活動 指導と評価



 前時の学習を振り返り,本時の学習について見通しをもつ。
 
 本文Tで,どのようにして問いの文を見出しにしたかを想起させることにより,本時の学習の見通しをもたせる。



 本文Uに小見出しを付ける
 問いの文に注目させ,20字以内の小見出しにするために,どこを削ればよいか考えさせる。
 いくつかの疑問文を例示し,この文は何を問いたいのか考えさせることで,キーワード「なぜ」を見付けさせる。
 答えの部分に「音」が多用されていることに注目させ,キーワードを見付けさせる。
【評価】  「なぜ」「音」のキーワードを使った小見出しを付けている。【新聞】【観察】
 本文Uをまとめる。
 「なぜ」に対する理由をまとめることを確認させ,M段落の3行目は理由が書かれていないことに気付かせる。
 L段落とM段落のそれぞれを1文でまとめさせ,「しかし」でつながることに気付かせる。
 班で新聞の記事を読み合わせ,要約の方法を確認させる。
【評価】  クジラが音を使う理由としてLMを要約している。【新聞】【観察】
 2枚の写真のキャプションを付ける
 新聞例を提示し,キャプションの多くは,体言止めになっていることに気付かせる。
 コククジラとザトウクジラの説明はどの段落に書かれているか確認し,2種類のクジラは何を説明するために,用いられているか考えさせる。
【評価】  具体例が書かれた段落の役割を押さえながら,キャプションを付けている。【新聞】 【観察】
終末
 次時の学習内容を知る。
 新聞の作成状況を振り返らせ,文章全体をまとめるリード文を書くことを確認させる。
 

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