教室復帰へ向けての環境を整え
モチベイションを高める支援
  元気になりだしたと周りの多くが感じると
 少し押し出すようなかかわりが必要になります。

 しかし,不登校を続けていた頃の不安は
まだ残っていると思った方がよさそうです。

  ○本人の状況把握をしっかりしましょう。
  ○本人のできるようになったことを認め,
    次の目標設定を本人とともに考えましょう。
実践の紹介
  上記のような配慮をしながら,適応指導教室では子どもたちとかかわってみました。
活動の様子や活動のねらい,配慮したこと,子どもたちの作品,見られた効果などです。





《すること》 【ねらい】
  ○職業調べをする。・・・
気持ちを外に向ける。
  ○自分の適性を知る。・・・自分自身を知るきっかけをつくる。

[配慮したこと]
  ○子どもたちの興味や学年を考慮して職業に関することにした。
  ○子ども自身で調べるようにする。

<見られた効果>
  ○自分のことに目が向くようになった。
  ○調べた結果を保護者と話し合っていることが後でわかった。
職業調べの様子










《すること》 【ねらい】
  ○職業調べをする。・・・
気持ちを外に向ける。
  ○自分の適性を知る。・・・
自分自身を知るきっかけをつくる。

[配慮したこと]
  ○子どもたちの興味や学年を考慮して職業に関することにした。
  ○子ども自身で調べるようにする。

<見られた効果>
  ○自分のことに目が向くようになった。
  ○調べた結果を保護者と話し合っていることが後でわかった。
就業体験先の下見
職場での作業の様子を下見




《すること》 【ねらい】
  ○目隠しをして歩き回る。・・・
不安な気持ちを受け入れる。
  ○手を引いてもらう。・・・
相手を信頼する体験をする。

[配慮したこと]
  ○不安や緊張の強い時はしない。
  ○パートナーをくじで決め,子ども同士が混じり合うようにする。

<見られた効果>
  ○人に身をゆだねられるようになった。
  ○手を引くときに,すごく気を遣っているが,
    負担にはなっていないようだった。

ブラインドウォークの様子