「考える力」を育成する授業づくり 
じっくりと吟味・検討・評価する場を設定しよう!
<研究担当から>
 小学校社会科において,討論を取り入れた授業が広がりつつあります。しかし,子どもたちに資料を収集させる段階で,時間を取りすぎていませんか? 討論の段階で、形式的な面や結果にとらわれすぎていないでしょうか? 断片的な知識を獲得して道具として用いたり,主張をぶつけ合うことに終始したりするような討論型の授業は,改善されなければなりません。
 そこで,本研究では,一つ一つの主張を資料に照らし合わせて,分析的に吟味・検討する場,評価する場を設定することにより,思考・判断力の育成を目指す授業づくりとそのポイントを紹介します。
研究テーマ
社会的思考・判断力を育成する討論型の学習指導の工夫,改善
―資料に基づく主張の吟味・評価を中心に―
研究情報の発信
 「佐賀っ子学力向上プラン 小学校社会科編」 
研究スタッフ
研究担当 竹本 浩樹 (佐賀県教育センター所員) 
       秋吉 洋志 (千代田中部小学校)      篠木 香代子 (東部小学校)