短時間でもできる作業的・体験的学習と評価問題の工夫 
ちょっとした工夫で社会科の能力を高める授業ができる!
<研究担当から>
 佐賀県の「学習状況調査報告書」からは,「複数の資料を活用して比較したり推察したりしたことを短文で表現する」ような問題を苦手にしている中学生の姿が浮かび上がってきます。
 公民的資質の育成のためには,意思決定や価値判断の学習過程を取り入れることが大切だと言われています。そのためには,資料を基に思考・判断をしたり,的確に表現したりする学習をより多く設定する必要があります。
 そこで,本研究では,ちょっとした工夫で取り組むことができる作業的・体験的学習の授業実践例と,事実認識の方法等を評価する問題作成例を,地理・歴史・公民の三分野にわたって紹介します。
研究テーマ
資料活用と思考・判断・表現の能力を高める社会科指導方法の改善
―作業的・体験的学習と評価問題作成の工夫を通して―
研究情報の発信
 「佐賀っ子学力向上プラン 中学校社会科編」 
研究スタッフ
研究担当  光武 正夫   (佐賀県教育センター所員) 
        伊東 泰弘  (値賀中学校)        岩上 佳保里  (中央中学校)