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授業B 小集団学習によって いろいろな考えを交流する授業に挑戦しよう

授業の構想 ワンポイント・アドバイス
小集団学習を入れて考えを交流させつつ,「人はどう生きるべきか」について真剣に考え,「理想の実現」という高い志を理解させたいと考え,授業を仕組みました。 生徒自身にじっくり考えさせるために,発問を少なくして,小集団学習を取り入れるのがポイントです。指導者の価値観よりも生徒の発言を大切にして授業を展開しましょう。

指導
過程
学習活動と主な発問 生徒の反応 留意点
導入 1 人生の岐路について考える


自分には,どんな人生の岐路が待っているだろう

*小集団は4人で構成し,役割を分担しておく
展開 2 資料について考える
(1) あらすじNo1の確認
(2) 小集団学習@
発問1 あなたがO先生の親だったら,悩んでいる先生に,何と言ってどちらの道を勧めますか。
 小黒板に記入して
発表の様子(ビデオ)
 * 板書例


*予想される答え(班)
お金は大事だぞ
家族のことも考えろ
自分で決めた道を進め
人のために生きることは素晴らしい事だ
*あらすじNo1(大病院か下町の個人病院かで迷う場面まで)の配布

*生徒の発言から,幸せな人生についていろいろな考え方があることに気付かせたい。
・名誉や財産を得ることが幸せな人生につながる
・人のために生きることが幸せで充実した人生だ
(3) あらすじNo2の確認

(4) 小集団学習A
発問2 O先生の奥さんは何と答えたか,考えてみましょう。
 口頭による発表

(5) あらすじNo3の確認


*予想される答え(班)
お金は要りません
あなたに協力します
信じる道を進んでください
ついていけません
*あらすじNo2(決意を奥さんにうち明ける場面まで)の配布


・自分を理解し協力してくれる人がいることが,より幸せな人生につながることを伝えたい。

*あらすじNo3(医院の誕生)の配布
終末 3 本時のまとめ

発問3 自分だったらどうするか考えてみましょう。


4 教師の話

「半ばは自己の幸せを,半ばは他人の幸せを・・・」という言葉を紹介し,授業をまとめる。
*予想される答え
自分のことだけでなく,人のために尽くす気持ちを忘れないようにしたいな 
  生徒の感想



・自分のこととして真剣に考えさせ,葛藤する自分の心を見つめさせる。



*人はどう生きるべきかを真剣に考え,理想の実現という視点を忘れずに人生を歩んでもらいたい,ということを伝えたい。

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