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●基本的には全般的な知的発達に遅れはありません。
LD児は、知能検査などの結果から知的発達の遅れは見られません。ですから、学習指導上の配慮は必要ですが、基本的に通常の学級で学習をします。
●聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち、特定の能力の習得に著しい困難があります。
LD児には、個人内の能力にアンバランスがあります。例えば、「計算問題は得意だが、文章題や図形問題は苦手」、「話して表現することは上手だが、ひらがなを読んだり書いたりすることがとてもむずかしい」などです。
●原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されています。
LD児は、見たり聞いたりした情報を受け止め、整理し、関係づけ、表出する過程の情報処理をつかさどる中枢神経系のごく一部が、適切に働いていないのではないかと考えられています。
●視覚・聴覚の障害や知的障害、情緒障害、環境の要因は直接の原因ではありません。
LD児の学習時における様子は、視覚・聴覚障害、知的障害、情緒障害のある子どもに似ていることがあります。しかし、それらは直接の原因ではありません。また、家庭や学校を含む生活環境、しつけや指導の様子も、直接の原因にはなりません。ただし、LDのことをよく分からずに不適切なかかわりを持つことによって、二次的な問題を引き起こすことがあります。


   

 
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