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単元「一次関数」の小単元「一次関数のグラフ」(3時間)における数学的活動を取り入れた授業モデルです。
下の授業展開案を授業にご活用ください。
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単元 一次関数 (啓林館) |
1 一次関数とグラフ |
【・3・ 一次関数のグラフ】 全3時間 |
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ねらい |
・ 一次関数のグラフに表そうとしたり、グラフの特徴を明らかにしようとしたりしている。
・ 一次関数のグラフの特徴を、比例のグラフを基に考えることができる。 |
段階 |
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つかむ |
○比例の関係y=2xのグラフのかき方を復習する。 |
○本時の学習内容「一次関数のグラフが直線になることと切片について理解する」を知る。 |
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見通す |
●一次関数y=2x+3のグラフの表し方を予想する。 |
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練り合う |
●表や比例の関係y=2xのグラフのかき方などを基に、グラフを表す。 活動の様子 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●自分で考察したことをグループの中で説明し、更に、自分の考えに入っていない他の意見を書き加える。 |
●一次関数y=2x+3のグラフの特徴についても、話し合う。
活動の様子 |
●グループで話し合ったことを発表する。
活動の様子 |
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深める |
●比例の関係y=−2xのグラフを基にして、一次関数y=−2x+4のグラフを表す。 |
○教科書59ページの問1の(1)、(3)を考える。 |
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まとめる |
●一次関数y=ax+bのグラフは、直線y=axに平行で、y軸上の点(0,b)を通る直線であることをまとめる。 |
●bは一次関数y=ax+bの切片ということを理解する。 |
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ねらい |
・ 一次関数のグラフの特徴を明らかにしようとする。
・ 一次関数y=ax+bで、aがグラフ上ではどのようなことを示しているかを理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○前時で学習した、一次関数y=2x+3と一次関数式y=−2x+4のグラフのかき方を復習する。 |
○教科書59ページの問2を基に、切片bの意味を復習する。 |
○本時の学習内容「一次関数の傾きの意味とグラフの関係を理解する」を知る。 |
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見通す |
●一次関数y=ax+bで、aの値がグラフではどのようなことを示しているか考える。 |
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練り合う |
●一次関数y=x+2、y=2x+2、y=3x+2、y=4x+2のグラフをかいて考える。(表をかいておくようにする。変化の割合も求めさせておく。) |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●自分の考えをグループの中で発表し、練り合い、グループの意見をまとめる。 |
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深める |
●a が負の数の場合はどうなるか考える。 |
●一次関数y=−x+2、y=−2x+2、y=−3x+2、y=−4x+2のグラフをかいて考える。(表をかいておくようにする。変化の割合も求めさせておく。) |
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まとめる |
●a がグラフの傾きを表すことをまとめる。 |
●a の値でグラフが右上がりになるか右下がりになるかをまとめる。 |
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ねらい |
・ 一次関数y=ax+bのグラフを、切片bと傾きaを使ってかくことができる。
・ 一次関数のグラフの傾き、切片の意味とグラフの特徴などを理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○前時までに学習した、一次関数y=2x+3と一次関数式y=−2x+4のグラフのかき方を復習する。 |
○本時の学習内容「切片と傾きを利用して、一次関数のグラフをかこう」を知る。 |
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見通す |
○一次関数のグラフは、切片と傾きを利用してかくことができることを理解する。 |
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練り合う |
●一次関数y=2x+3と一次関数式y=−2x+4のグラフを、切片と傾きを利用してかく。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●グループのメンバーで、グラフの傾きや切片についても答え合わせをして、
かき方の確認をする。 |
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深める |
●一次関数y=3x−4と一次関数 |
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のグラフのかき方を考える。 |
○教科書62ページの問4を考える。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●グループのメンバーで、グラフの傾きや切片について説明し合う。 |
○切片bと傾きaを使ってかけないグラフにはどんなものがあるか考える。 |
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まとめる |
●一次関数のグラフをかくときのポイントをまとめる。 |
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