基礎的・基本的な知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

数学的活動を取り入れた授業モデル

単元「図形の性質と証明」の小単元「長方形、ひし形、正方形」における数学的活動を取り入れた授業モデルで
  す。

下の授業展開案を授業にご活用ください。

単元 図形の性質と証明 (啓林館)   

 2 四角形

  【 3 長方形、ひし形、正方形】   1時間

 

ねらい

・ 長方形、ひし形、正方形には、平行四辺形の性質があることに関心をもち、それぞれ
     の性質についてまとめようとする。

・ 長方形、ひし形、正方形が平行四辺形の特別な場合であるとみることができる。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント】(●は数学的活動をともなう学習活動)
つかむ
平行四辺形になる条件の5つを確認する。
本時の学習内容「長方形、ひし形、正方形が平行四辺形になることを考えよう」を知る。
長方形、ひし形、正方形の定義を知る。
 
 
 
見通す
数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
長方形、ひし形、正方形に共通している図形を予想する。
練り合う
教科書128ページの「自分のことばで伝えよう」に取り組む。
数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
長方形、ひし形、正方形は平行四辺形であるといえるかを考え、平行四辺形になる条件のどれにあてはまるかを考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
自分が考察したことをグループのメンバーに説明する。
グループで考察したことを全体で発表する。
深める
数学的活動 〔発展的に考える活動〕
教科書128ページの問1を考える。
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
証明するために合同な2つの三角形を見付け、等しい辺や角について、根拠に基づいてグループで説明する。
グループで考察したことを全体で発表する。
教科書128ページの問2を考える。
教科書129ページの「ひろげよう」に取り組む。
まとめる
数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
長方形、ひし形、正方形は平行四辺形の特別なものであること、平行四辺形の性質をもっていることをまとめる。
    

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