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単元「式の計算」の小単元「文字式の利用」(3時間)における数学的活動を取り入れた授業モデルです。
下の授業展開案を授業にご活用ください。 |
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単元 式の計算 (啓林館) |
2 文字式の利用 |
【・1・ 文字式の利用】 全3時間 |
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ねらい |
・ 数の性質について、文字式を使って明らかにしていこうとする。
・ 数の性質について、文字を用いた式に表し、活用することのよさを実感することができ
る。
・ 文字を使った2けたの整数の表し方を理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○教科書23ページのとびらの問題をグループで話し合う。 |
○本時の学習内容「2けたの整数について考えてみよう」を知る。 |
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見通す |
●2けたの正の整数とその数の十の位の数と一の位の数を入れかえてできる
数との和にはどのような性質があるのかを予想する。 |
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練り合う |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●2けたの正の整数を文字を使って表す方法を考える。 |
●2けたの正の整数とその数の十の位の数と一の位の数を入れかえてできる
数との和は11の倍数になる理由を考える。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●自分の考えをグループに伝え、他の意見も聞きながら説明を考える。 |
○グループで話し合ったことを発表し、説明をまとめる。 |
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深める |
○教科書24ページの「自分の考えをまとめよう」を考える。 |
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まとめる |
●本時の学習を振り返り、文字を使った2けたの整数の表し方を確認する。 |
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ねらい |
・ 数の性質について、文字式を使って明らかにしていこうとする。
・ 数の性質について、文字を用いた式に表し、活用することのよさを実感することができ
る。
・ 文字を使った偶数・奇数の表し方を理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○本時の学習内容「2つの整数の和について考えてみよう」を知る。 |
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見通す |
●2つのいろいろな整数の和について調べ、その性質を予想する。 |
○考えた予想を発表する。 |
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練り合う |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●偶数や奇数を文字を使って表す方法を考える。 |
○考えたことを発表する。 |
●2つの整数がともに奇数のとき、その和が偶数になる理由を考える。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●自分の考えをグループに伝え、他の意見も聞きながら説明を考える。 |
○グループで話し合ったことを発表する。 |
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深める |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●教科書25ページの「みんなで話しあってみよう」について、グループで話し合う。 |
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まとめる |
●文字を使った偶数、奇数の表し方を確認する。 |
○「2つの整数がともに奇数のとき、その和が偶数になる」ことが、常に成り立
つことを文字を使って説明することのよさに気付かせる。 |
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ねらい |
・ 等式を目的に応じて変形することができる。
・ 等式の性質を利用して式を変形していることを理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○本時の学習内容「目的に応じて式を変形してみよう」を知る。 |
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見通す |
●教科書26ページ「ひろげよう」の解決方法を予想する。 |
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練り合う |
●「ひろげよう」について、半円の半径をr m、直線部分の長さをxmとして
等式をつくり、それぞれの文字について等式を変形する。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
●自分の考えをグループの中で伝え、他の意見も聞きながら、「ひろげよう」
の問題を解決する。 |
○グループで考えたことを発表する。 |
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深める |
●教科書26ページの問3、問4を利用して、等式の変形のよさを知る。 |
○教科書26ページの問5を解く。 |
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まとめる |
●等式の変形についてまとめ、「x について解く」という用語を知る。 |
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