過程 |
学習活動
算数的活動 |
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎) |
つかむ |
1 本時の課題をとらえる。
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○ 図を見て、底辺はそのままで、高さが変わると面積がどのように変わるか考えさせる。
○ 問題を把握しやすいように、高さが1cmずつ違う三角形のカードを4枚ほど用意しておく。(パソコンやジオボードを使用してもよい。) |
高さや底辺によって三角形の面積がどのように変化するか調べよう。 |
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見通す |
2 解決の見通しをもつ。
・高さを1cmずつ変えて調べる。
・表に表せばよい。
・底辺は決まっているから、高さと面積だけでよい。 |
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◎ 変わり方を調べるための方法を、今までの学習を想起させて考えさせる。
○表に表せば、きまりを見付けやくなることに気付かせる。また、高さと面積の2段の表にすることと、高さは1ずつ増やしていくことを確認する。
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自力解決 |
3 自力解決をする。
面積の変わり方を考える。
《予想される児童の解答》
@表を完成させる。
A変わり方のきまりを見つける。
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○ 掲示しているカードを利用して、面積を求める公式を思い出させ、計算方法をアドバイスする。
◎ 表に「矢印」や「×2」、「2倍」などの書き込みをさせながら、変わり方のきまりを考えさせる。
○ 見付けにくい児童には、高さが2倍になれば面積はどのように増えたかを具体的に考えさせる。
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学び合い |
4 ペアをつくり、お互いに自分の考えを説明し合う。
・自分が考えた方法をペア学習をする児童に説明する。 |
◎ 自分で考えた変わり方のきまりを、表や図を使って、ペア同士で説明させる。その後、全体の前でも数名に発表させる。
◇ 三角形の高さや底辺と面積の関係を考えることができる。
【数学的な考え方】
〔ノート・発言〕 |
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5 底辺が変わる三角形の面積の変化を調べる。
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◎ 高さの問題から底辺の場合も同じになることを予想させてから調べさせる。 |
まとめ |
6 本時の学習を振り返る。
高さや底辺が2倍、3倍…となると、三角形の面積も2倍、3倍…となる。 |
7 次時の学習の見通しをもつ。
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○ 今まで見付けてきた面積の公式について、その式の表す意味を更に深く考えてみようと投げ掛ける。 |
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参考資料「児童のノート」 |
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※ 本時の学習は、比例関係そのものを学習するわけではありませんので、関係式には数を当てはめて調べ
る程度にとどめてよいでしょう。 |