生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 

 
場面 具体的な手立て
手立ての効果と指導のアイディア

レディネス
テスト

 生徒の学習に対する不安を和らげるための工夫として学習プリントをレディネステストとして利用します。
教師が生徒の実態を把握するために、単元で身に付けさせたい知識・技能の定着度を見ます。
単元に位置付けた言語活動で必要となる知識・技能の予習をさせます。
単元に入る前に、その単元に位置付けた言語活動で必要となってくる知識・技能についての学習プリントを予習課題として利用します。その際、テストということに対して生徒が過度の緊張や不安にとらわれないような教師の言葉掛けや配慮が必要です。学習プリントは知識・技能を細分化して提案していますので単元の指導目標に応じて必要なものを絞り込んだり、組み合わせたりして使用します。レディネステストには、単元の学習に必要となる知識・技能をあらかじめ知らせることで生徒の学習に対する不安を和らげ、自信をもたせるという効果が期待できます。




イデ

使用する学習プリントの例
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例えば、説明的な文章の学習に入る前に、予習プリントとして「段落の要点をとらえる」を配布し、要約の仕方を練習させてから単元の授業に入ります。このような手立てをとることで、生徒は、必要な情報を選択し、抜き出して要約する練習をして学習に臨むことができます。
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