生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 
場面 具体的な手立て
手立ての効果と指導のアイディア

学習計画表

 単元や授業のねらいを明確にした学習計画表を提示したり、計画の一部を自分で立てさせたりすることで、学習活動の流れを確認させたり、学習の見通しをもたせたりします。
単元を通じて、どのような目標をもって、いつどのような学習活動をするのかを示すことで、生徒は自分の課題をもって学習に臨むことができます。具体的な活動の見通しをもつことによって、生徒の学習に対する不安感が和らぐという効果も期待できます。。







学習計画表の例
画像 単元の導入の1時間目、もしくは2時間目に、単元全体の学習活動を見通し、学習課題を確認するための時間を取ります。その中で、単元のねらいや具体的な学習活動を学習計画表を使って提示します。計画を提示するだけでも、学習の見通しをもつことには有効です。
学習計画の提示の仕方の工夫
画像 モデルとなる学習を事前に行い、その後、単元でどのような学習活動が必要か、個人やグループで考えさせます。計画の一部でも、自分で考えさせたり、グループで意見を交流して考えさせたりすると、生徒は何のためにどんな活動をするのかということを意識して学習の見通しをもつことができます。また、課題解決の方法を自ら選び取るという主体的に学習に取り組む態度を養うことにもつながります。
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