生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 

場面 具体的な手立て
手立ての効果と指導のアイディア

アンケート

新学習指導要領の指導事項に準拠してアンケートを作成します。 単元に位置付けた言語活動に応じて、指導事項を具体化し、項目を絞って(10項目程度で)実施します。

アンケートは「振り返る」場面でも実施し、生徒の意識の変容を見取ることで教師の指導の改善に生かすことができます。

アンケートの質問項目に回答することで、生徒は身に付けるべき知識・技能を具体的にイメージすることができるという効果が期待できます。







アンケートの実施
画像 単元で取り組む言語活動における生徒の実態に応じて、導入の学習の前後どちらかでアンケートを実施します。
生徒はアンケートの項目に回答することで言語能力を具体的にイメージでき、自分ができていないと感じている項目を自分の学習課題として捉えることができます。
結果の利用法
画像 アンケートの集計結果をグラフ化しすることで、教師は指導する学級における生徒の意識の実態を把握することができます。また、生徒に提示することで、生徒は、他の生徒の回答状況や学級の傾向などを知ることにより、課題を学級集団で共有することができます。また、生徒一人一人の課題意識を強めることもできます。
アンケートでは「できる」と回答しながら、質問項目に該当する導入の学習活動は「できなかった」というような場面を取り上げることで、どのようなことができれば身に付けるべき力が身に付いていると言えるのか、生徒に具体的に提示することができます。また、単元の学習課題を明確に認識させることができます。
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