学習活動 |
指導・支援 |
1 前時までに学習したことを想起する。 |
○前時までに整理した表を基に、テレサの言葉(会話文
や心内語)を確認する。

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2 本時の学習のめあてをつかむ。
テレサの生き方について考えよう。
〜今も人々の中に生きている
「テレサの心」とは、何だろう〜 |
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3 六、七、八の場面を音読する。
4 テレサの心を表現している叙述を探して読み取る。
(1) テレサの心が分かる叙述に、赤線を引く。
(2) 赤線を引いた叙述を根拠に、テレサの心とは何か
を話し合う。
@ グループで考えを交流する。
A 全体で考えを交流する。
5 テレサの心が、今も受け継がれていることを読み取る。
(1) テレサが生涯を閉じた後の人々の様子に着目
する。
(2) 亡くなった後も、人々の中に生きているテレサの
心について、根拠を出しながら話し合う。
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○めあてを意識させながら音読させる。
○テレサの会話文や心内語、行動が表れた叙述に留意さ
せる。
○グループで考えを交流させ、テレサの心が分かる叙述を
確認・整理させる。
・貧しい人は神様と同じ
・貧しい人は美しい
・一人一人の人間を限りなく大切にする
・心の底から人を愛する |
○全体では、なぜ、テレサはそう言ったのかを叙述を基に
根拠をはっきりさせて話し合わせることで、テレサの思
いや願いに気付かせていく。
○「貧しい人は神様と同じ」「貧しい人は美しい」の言語表現
は、言い換えればどういうことなのかを叙述を基に考えさ
せる。
○テレサの心とは何かを、叙述を根拠に話し合わせる中
で、「一人一人の人間を限りなく大切にする」「心の底か
ら人を愛する」テレサの生き方に迫らせる。
○テレサの死を惜しむ人々の様子や心情が表われた叙述
に着目させる。
○テレサへの感謝の気持ちを抱き、テレサの生き方・考え
方を受け継いでいこうとする人々の心情を、叙述を根拠
に話し合わせる。
○亡くなった後も人々の心に生き続けるテレサの心につい
て話し合わせることで、一人一人の人間を大切にしてき
たテレサの生き方に迫らせる。 |
6 ブックカバーを書き、本時の学習のまとめをする。
・七、八、九の場面のあらすじ、心に残ったテレサの
言葉や行動、自分の考えを短くまとめて書く。
暗やみに閉ざされた貧しい人たちに希望の光をさした人 |
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世界中がそんけいする生き方をした、神様と同じように人を愛した人 |
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心の底から人を愛し、一人一人の人間を限りなく大切に思い、見捨てなかった人 |
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○話し合ったことを振り返りながらまとめさせる。
【評価規準】
叙述に即して、伝記に描かれたテレサの行動や考え、生き方を読み取っている。
〔ワークシート及びブックカバーの内容〕
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7 次時の学習を知る。 |
○次時は、伝記を読んでいろいろな人の生き方を考える学
習であることを知らせる。 |