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単元「資料の活用」の小単元「代表値と散らばり」(4時間)における数学的活動を取り入れた授業モデルです。 |
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単元 資料の活用 (啓林館)
1 資料の活用
【・2・ 代表値と散らばり】
全4時間
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ねらい |
・度数分布表から平均値を求めることができる。
・度数分布表から平均値を求める方法を理解する。
・「平均値」「階級値」について理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○本時の学習内容「2つの資料を比べる方法について学ぼう」を知る。 |
○課題を考える。 |
K中学校の野球部員10人とバレーボール部10人の身長(cm)は、次のようでした。
野球部 167.5 165.6 160.4 163.7 174.2
176.8 165.4 162.6 158.2 178.3
バレーボール部 168.5 169.2 171.4 167.0 172.5
159.0 173.3 176.2 173.6 177.0
野球部員の身長とバレーボール部員の身長をくらべると、どちらが高いといえるでしょうか。 |
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見通す |
●課題を解決するにはどのように考えればよいのか予想する。 |
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練り合う |
●野球部とバレーボール部の平均値を、電卓を使ってそれぞれ求める。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
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深める |
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まとめる |
●実際の数値を使って求めた平均値と度数分布表を使って求めた平均値を比べ、大きな違いがないことを理解する。 |
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ねらい |
・資料の範囲を求めることができる。
・資料の範囲の求め方を理解する。
・「範囲」「最大値」「最小値」について理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○課題を考える。 |
2つの野球チームA、Bの選手9人のハンドボール投げの記録(m)は、次のようでした。
A……28、29、31、25、28、27、28、27、29
B……28、30、24、29、26、29、26、34、26
両チームの記録をくらべて、どんなことがいえるでしょうか。 |
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見通す |
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練り合う |
●度数分布表やヒストグラム、平均値を求め、その資料の傾向を考える。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
○何を根拠にして資料の傾向を説明しているかで、考えが異なることを知る。 |
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深める |
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まとめる |
●資料の傾向の根拠に、資料の散らばりのようすがあることをノートに整理する。 |
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ねらい |
・資料の中央値や最頻値を求めることができる。
・資料の「中央値(メジアン)」「最頻値(モード)」について理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○課題1を考える。 |
K中学校の女子バレーボール部の選手9人の身長(cm)は、右の表のようでした。
身長が156.8cmの選手は、9人の選手の中で、身長が高い方でしょうか、低い方でしょうか。 |
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見通す |
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練り合う |
●平均値を求めたり、順番に並べたりして課題を解決する。 |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
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深める |
●課題2を考える。 |
ある中学校の1年男子の運動ぐつのサイズ(cm)を調べると、次のようでした。
25、24、24、25、26、26、27、25、24、25、24、23、25、25、26、25、26、25、25、26、24、23、25、26
この結果を整理して、下の表の空欄にあてはまる数を書き入れなさい。

上の表で、どのサイズの生徒がいちばん多いでしょうか。 |
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数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
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まとめる |
●資料の個数が偶数の場合の中央値の求め方について説明を聞く。 |
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ねらい |
・資料の平均値、中央値、最頻値を求めることができる。
・代表値の選び方について理解する。 |
段階 |
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つかむ |
○資料の平均値、中央値、最頻値の求め方を復習する。 |
○本時の学習内容「今まで学習した内容を利用して問題を解いてみよう」を知る。 |
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見通す |
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練り合う |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
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深める |
数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕 |
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まとめる |
●資料により、代表値の選び方がことなることを再度確認する。 |
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