新学習指導要領では、食育の推進について、家庭科・保健体育科・特別活動で取り組むよう明言されています。そこで、食育の視点から考えた特別活動の取り組みについて提案したいと思います。今回提案するのは、「生活と食事の記録をしよう」という取り組みです。高校1年生に、高校生としてふさわしい生活時間を確立させるために、また、試験前の効果的な学習計画を立てさせるためになど、従来使われているシートをアレンジしました。
ポイントは、食生活チェックカレンダーの要素を盛り込み、3回の食事と間食の摂取状況、毎日の体調を記入させるようにしたことです。このシートを使うことにより、次のような効果が期待できると考えます。
@生活時間を振り返ることで、効果的な時間の使い方が身に付きます。
A食事と体調管理についてチェックすることで、食事の大切さに気付くこと
ができます。
継続することで、食生活に対する関心も高めることができます。 |