これからの国語科学習指導について提案します!!

  2学期の授業に役立つ授業プラン

第6学年の実践

1 単元名 私たちの未来について討論しよう   
  主教材名 「百年前の未来予測」 横田 純彌 作
   出    典 『新しい国語』 6年下 東京書籍
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 【授業者の願い】
説得力のある未来予測を文章に表すことを目標に、教材文から文章の構成や事実と意見の関係を読み取りながら、筆者の論の展開について目を向けさせていく。そこで学んだ未来予測のポイントを使って、自分なりに考えた未来予測を考える。また、パネルディスカッションという言語活動を通して、自分の未来予測がより説得力のあるものになるよう吟味・修正させていくことで、教材で学んだ知識・技能を活用させ、定着につなげていきたい。
2 単元の目標
(1) 筆者の主張を読み取り、文章全体の構成を理解することができる。
(2) 自分の考えをもち、相手の立場や意図をとらえながら話合いをすることができる。
3 単元の評価規準
観点 評価規準
ア 国語への
   関心・意欲・態度
1 未来の生活について興味をもち、考えたり討論したりしようとしている。
2 未来の生活について、進んで調べようとしている。
イ 話す・聞く能力 1 自分の立場や意図を明確にして話したり、相手の立場を考えながら話を聞いたりするこ
    とができる。 【A話すこと・聞くこと(1)オ】
ウ 書く能力 1 自分の予測について書く事柄を収集し、文章の構成や記述に役立つように整理すること
   ができる。【B書くこと(1)ア】
2 自分の考えが明確になるように、事実と意見を区別しながら記述の仕方に工夫して書く
   ことができる。【B書くこと(1)ウ】
エ 読む能力 1 事実と感想・意見との関係に注意しながら、筆者の考えを読み取ることができる。
  【C読むこと(1)ウ】
2 目的に応じて、複数の本や文章を選んで比べながら読むことができる。  
  【C読むこと(1)オ】
オ 言語についての知識・
   理解・技能
1 文章構成を理解し、それを活用して書いたり話したりすることができる。
  【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項(1)イ(キ)】
4 単元の計画(全11時間)
主な学習活動
指導目標
略案とワーク
@
単元全体の概略をつかみ、学習の見通しをもつ。 初発の感想を基にして学習への興味をもち、単元の見通しをもつことができるようにする。
略案へGO!
ワークシート
A
教材文を通読し、おおまかな構成と本文の論の述べ方に気付く。 文章の全体からおおまかな構成を読み取り、本文の論の述べ方に気付くようにする。
略案へGO!
ワークシート
B
紹介された未来予測記事の内容を読み取る。 未来予測の事例の書き方を読み取り、未来予測を行う上で必要な論の述べ方や表現の工夫に気付くことができるようにする。
略案へGO!
ワークシート
 
C
筆者の考え(要旨)を読み取る。 科学技術の進歩がもたらした結果に対する筆者の考えや未来を考える上での留意点について読み取らせる。
略案へGO!
ワークシート
D
自分が未来予測をする項目を決め、情報収集をする。 「予測」「根拠(現在の様子)」「利点」「問題点」の四つのポイントをふまえて情報を収集させる。
略案へGO!
ワークシート
E
未来予測を書く。 未来予測をする上での四つのポイントをふまえて原稿を書くことができるようにする。
略案へGO!
ワークシート
F
パネルディスカッションを行うための役割や進行の仕方について知る。 パネルディスカッションを行うための役割や進行の仕方について知り、友達の発表を聞いてパネラーを選ぶことができるようにする。
略案へGO!
ワークシート
G
グループで、パネルディスカッションのための準備をする。 パネルディスカッションに向けて、意欲的に準備に取り組むようにさせる。
H
I
パネルディスカッションを行う。
※時間の都合上、グループを2つに分けて行う。
それぞれの役目を果たしながら、パネルディスカッションに参加することができるようにする。
本時の実践例
略案へGO!
ワークシート
J
説得力のある未来予測文に書きかえる。
単元全体を振り返る。
これまでの学習を踏まえ、自分の未来予測文をより説得力のあるものに書きかえることができるようにする。
略案へGO!
ワークシート

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最終更新日: 2010-04-22