【学年及びトピック名】 第6学年 数 | 指導案![]() |
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【単元名】 世界に目を向けよう | |||||
【活動名】 どんなことが起こったかな 《本時4/5》 | |||||
【目標】 世界の出来事や代表的な建造物に関心をもち、歴史や文化の相違点や類似点に気付くことができる。 〈コミュニケーションへの関心・意欲・態度〉 |
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【授業のポイント】 数字は、児童にとって親しみやすい英語表現で、興味・関心をもちやすい。そこで、身近な生活や他教科の学習を活動に組み込み、さらに興味・関心を高めた活動を行いたいと考えた。 本時では、社会科の歴史を用いたり、大きさ比べをしたりする活動の中で、何度も数字の英語表現に触れさせ、質問されていることを考えようとする場面を設定した。そして、数字の英語表現を繰り返し聞く中で、数の数え方、大きさの表し方、年号の言い方の違いにも目を向けさせ、主体的に活動する態度を育てたい。 |
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時配 | 児童の主な活動 | 指導上の留意点と主な英語表現 | 備考 | ||
5 |
1 |
はじめのあいさつをする。 |
○ |
授業の楽しい雰囲気づくりに心掛ける。 | |
15 |
2 |
写真のものの大きさを考える。 ※児童の実態に応じた活動方法を用 いる。 @発問形式 A写真と数を合わせる方法 Bワークシートに予想を書か せる C大きい順にカード並べる。 高さを比べている様子 ![]() ![]() |
○ ○ ○ |
写真を見せ、大きさを考えさせる。身近な物から広げていく。(校舎の大きさ、富士山、エベレストなど) How high is ( )? How tall is ( )? どちらが大きいか考えさせ、大きさに興味を持たせる。 Which is higher ( ) or ( ) ? Which is taller ( ) or ( ) ? 数字を提示してその数字が何を表しているか考えさせる。 |
写真 高さカード ワークシート 大きさ・高さのデータ ![]() |
20 |
3 |
例示する建造物がいつ建てられたか考える。 ※児童の実態に応じた活動方法を用 いる。 |
○ |
有名な建築物を提示し、建てられた年や大きさ、それがある国を選ばせる。(東大寺の大仏、自由の女神、東京タワー など) |
年号カード社会の教科書 資料集 画用紙 |
5 |
4 |
高さの言い方と年号の言い方の違いを知る。 年号の言い方 ![]() ![]() |
○ |
高さと年号の数字の表現の違いに気付かせる。 |
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5 |
5 |
授業を振り返り、あいさつをする。 |
○ |
今日の活動を振り返らせる。 |
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【授業を振り返って】 ○児童の感想より ・ 高さの読み方と年号の読み方が違うことが分かった。位取りの仕方が、高さのときは、大きい位から 順に読むのに、年号のときは2桁ずつ読むことを知ってびっくりした。 ・ 英語では、同じ数字でも、高さのときと年号のときと言い方が違うことを初めて知った。 ・ 発表はできなかったけど、高さや年号を当てるのがとても楽しかった。 ○ 授業者より 本時は、HRTとALTのTTの授業を行い、高さと年号の英語表現を繰り返し、触れさせることができた。児童は、高さと年号の英語表現の違いに気付かないで、質問された高さや年号を考えていたが、学習の振り返りで提示された数字を聞いて、表現の違いに気付き、数字に対して関心が高まったようだ。 今回は、発問形式で授業を進めたが、ワークシートに予想させたり、カードを並べさせたりする活動を取り入れると、子ども同士のコミュニケーションがより一層深まると考える。これからも児童の事態を考慮した活動内容を考えていきたい。 |