佐賀県教育センター
平成19・20年度
プロジェクト研究
キャリア教育
<1年次報告>
(1年次)
○国立教育政策研究所生徒指導研究センターの「勤労観、職業観を育む学習プログラムの枠組み(例)」を基に、小・中・高等学校を系統立てた発達段階における「目指す児童生徒像」を作成した。さらに「目指す児童生徒像」の系統性をもたせたことで、小・中・高等学校の校種間の接続をすることができた。
○「目指す児童生徒像」の実現を図るために、特別活動(ホームルーム活動)と道徳の時間の題材を組み込んだ題材系統図例を作成した。これにより、各発達段階におけるキャリア発達にかかわる諸能力を身に付けさせる題材が明確化され、さらに校種間の系統性を見出すことができた。また、文部科学省の『中学校職場体験ガイド』を基に、職場体験のねらいを達成し、職場体験を諸能力の育成に生かしていくための題材を位置付けることができた。
(1年次)
○今年度は、中学校において職場体験を軸とした題材の選定を行いました。次年度は、小学校及び高等学校の題材の検討を行いたいと考えています。