活動の流れ |
指導上の留意点 |
1 朝,だれと一緒に登校したか思い出す。また,帰りはだれと一緒に下校するか思い出す。 |
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○ 登下校の様子をビデオに撮っておき,その様子を見ながら思い出させるようにする。 |
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2 もしも,一人で登下校すると,どんな危ないことや困ったことがあるのか考える。 |
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○ 怪しい人のペープサートを用い,危険な場面を考えさせるようにする。 |
@T:「ねえ,○○に行きたいんだけど,道を教えてくれないかなあ」「車に乗って,教えてね」など,言葉巧みに誘う。
児童の代表の反応を見た上で,左のことを説明する。 |
Aもう一度,@と同じようにTが声を掛け,正しい逃げ方を教える。 |
Bたとえ,知り合いの車でも,乗らないことを約束する。 |
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『大声の出し方』
@「こわい目にあったとき,どんな声を出せばいい?」
* キャー 〜 相手にとって,怖くない声
* やめて 〜 実際には,怖くていえない
* たすけて 〜 実際には,怖くていえない |
A「うおー」と,言えるようになろう
* 大きく息を吸う
* のどが痛くなるくらいに大きな声で
* 体が震えるくらい |
○ 声の出し方については,実際にさせてみる。 |
○ 意見が出なければ,「こんなことが起きたことがあるよ。」と事例を紹介するのもよい。その上で,このとき友達や上級生と一緒だったらどうだったか考えさせる。 |
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○ 校区内の絵地図を示し,どの道を通って登下校しているか確かめさせる。このとき目印になるものを地図に絵で記入しておくと分かりやすい。
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4 もしもを違う道を通って登下校したらどんな危ないことや困ったことがあるか考える。
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○ 道に迷ったり,知らない道で事故にあったりしたときなどの様子をペープサートで具体的に示す。 |
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5 今日の学習で分かったことやこれから頑張ることの合い言葉を覚える。 |
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○ 覚えやすい合い言葉を示す。
例:「ともだちといっしょに,いつものみちで!」 |
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