不登校の子どもと 親子ふれあいの会をしました。 子どもが動き出すかな?と思われ出した時には,特に家族を巻き込んだ支援を考えていくことが望まれます。 不登校の子どもの多くは,対人関係が苦手であるという特徴があります。 子どもと保護者,子どもと教師(指導員),子どもと子どもの人間関係を深めるには,両者の間にある心理的な距離を縮めることが大切です。 人と人との心理的な距離を縮めるには同じ体験を共有することが有効であり,そのような体験を数多く経験することによって,仲間意識が生まれると思われます。 子どもたちの活動範囲を広げるため,自然にふれる経験をするために,近場で子どもたちに興味をもってもらえそうな体験活動を考えたいものです。 今回は,干潟での体験を考えてみました。いろいろな子どもとのかかわりの参考にしてください。 |
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体験の様子はこちら | |
「親子ふれあいの会」のねらい |
内容 |
★子どもと保護者(特に父親)が言葉を交わす機会を設ける。 | ・自家用車で送迎してもらうことで,子どもと保護者が 共有する時間(1時間程度)を設ける。 |
★子どもと保護者が協力して共に過ごす機会を設ける。 |
・干潟体験近くの場所で、竹馬作りを行う。 ※竹馬作りという男性向きの内容を盛り込むことで,父親の出番(子どもの前で活躍する機会)を設け,参加を促す。 |
★大勢の中で協力し,共に過ごす機会を設ける。 |
昼食はバーベキュー(子どもたちが準備)を行う。 |
★支援者との心理的な距離を縮める。 | ・支援者も干潟に入り,泥んこになって子どもたちと共に遊ぶ。 |
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