公認会計士試験概要

第1次〜第3次試験に合格すると公認会計士としての資格が得られます。税理士試験とは異なり科目合格制ではありません。

第1次試験

特別の受験科目はありません。
試験科目:国語、数学、外国語(英語)及び論文。大学2年以上の履修者には試験が免除されます。

第2次試験

短答式と論文式があり、ます。短答式試験合格者のみが論文試験を受けることができます。税理士試験とは異なり、全科目を同時に受験する必要があります。

試験科目

短答式:会計学及び商法(簿記・財務諸表論・原価計算・監査論・商法)
論文式:【必須科目】会計学及び商法(簿記・財務諸表論・原価計算・監査論・商法)
      【選択科目】経営学、経済学及び民法の3科目のうち2科目(なお大学教授、助教授で3年以上教育に従事している者、
             博士号取得者、司法試験合格者などごく限定して、当該専門科目の試験が免除)

第3次試験

筆記試験の受験資格は第2次試験に合格し、1年以上の実務補修(注)及び2年以上の業務補助又は実務従事を経た者
(期間重複を認めるが、インターン期間3年は維持する。)

試験科目は、財務に関する監査、分析、その他の業務(税に関する実務を含む)及び論文。

口述試験は、筆記試験合格者についてのみ認められ、インターン期間に習得される技能の程度の判定に意を用いて合否を判定。