研究の考え方
 思春期である中・高生は心の内側をなかなか見せようとはしません。まして,不登校等の生徒たちは,様々な傷つき体験から防衛的に身構えています。
 担任をはじめ,不登校等生徒とかかわる多くの教師は,相手の話を聴く,学校側の情報を与えるなど精一杯かかわろうとしていますが,うまくかかわることができないと感じています。
 様々なアプローチの方法を知ることができれば今よりかかわりやすくなり,一緒にいて苦しくなく,構えのない関係を築くことができるのではないかと考えます。  担任がすぐに使えるアプローチの方法としては,コラージュやスクイグルゲーム,構成的グループエンカウンターのショートエクササイズ等があるのではないかと考えています。
 これらの技法をきっかけとして、生徒とのよりよい人間関係を築き、問題解決に向けての対話が深まっていけばいいなと考えています。
※参考文献