中学校での実践(学級で行う個人コラージュ・中学3年生) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<実際の展開>*個人コラージュ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<2回の実践を終えての考察> ○ この学年ではこれまで2回実施した。ほとんどの子が「楽しかった」と感想に書いているが,1回目はものめずらしさによる楽しさという面を感じた子が多かったようだが,2回目は「ストレス解消」,「すっきりした」,「満足した」という子が増えた。時期的に将来のことを考えるうえで自分のこと,現実のことに向かい合わなければいけないというプレッシャーを感じている子も多い のだろうか。日頃あまり自分の気持ちを言葉に出さない子も同じような感想だった。また「自分の個性が見える」,「自分の好きなことや好きなものが作品をみてわかった」,「野球から離れられないんだなと思った」など,自己の内面に触れる感想を書いた生徒もいた。 ○ シェアリングでは「個性,その人らしさが出ている」と感心したり,「意外な感じ」と友達の新しい面を発見したりしたことが述べられていた。 ○ 作品にはその子らしさがよく表れているものもあれば,普段見せる姿とはかなり違うイメージのものもあった。先生方は「内面にこういうところを持っているのかなあ」と,これまで気づかなかった一面を発見し,「こんな形で表現させると,いつもと違う面が表れるね」と言われていた。 ○ 1回目に否定的な感想を書いた子がいたが,その子は2回目には肯定的な感想を書いていた。「そのときそのときの心の状態が,作品だけでなく,つくる姿勢にも表れる」という感想を担任は持たれていた。 ○ 制作中やシェアリングの様子,またふり返りシートに書かれた感想から,ねらいはある程度達成できたと思われる。この後も継続して実施していきたい。 |
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