コラージュ・ボックス法とは
あらかじめ雑誌やカタログなどからたくさんの切り抜きを行い,内容毎に箱に分けて入れておき,台紙に貼るコラージュです。

@用意する物

○数十枚の切り抜き(あらかじめ様々な本やカタログから,子どもが好きそうなものを選んで切り抜きをしておきます。)

コラージュボックス(切り抜いたものを入れておく箱。あらかじめ切り抜いたものを,人間・動物・植物・建物・食べ物・乗り物など,内容毎に分けて箱に入れておくと便利です。)

○先の丸いはさみ(けが防止のため),のり(ステックのりが便利)

○画用紙(四つ切り・八つ切り。色画用紙,ケント紙・カレンダーの裏などを利用してもよいです。)


A教師のかかわり方

(導入)
「箱に入っている切り抜きの中から,好きなものや気になるものを選んで,画用紙に貼ってください。」

「必要だったら,はさみで切ってもよいですよ。」

(制作中)
  必要以上に話しかけずに,子どもの活動を見守るか,一緒に制作します。

(完成後)
  出来上がった作品をもとにして,作品から感じることを尋ねたり,題を付けたりしてもよいです。解釈的なことをいう必要はありません。


B時間

簡便さを重視しているので,15分ぐらいでもできます。

《参考文献》
 杉浦京子著 『コラージュ療法』 1994年 川島書店 pp.19-20