計画委員会が作成した議案書(話合いカード)に「わたしのめあて」「わたしの考え」を記入させます。






話合いのめあてに基づいためあて
前回の話合いの反省から生じためあて

話合いの柱に対する自分の考え
 議案書に自分の考えを書き込ませることで,次のようなメリットが生まれます。  



 意見の出し合いが活発になる。
  話合いで意見を出し合う段階で自信をもって意見が言えるので,話合いに活気が生まれる。
 司会団の計画に生かせる。
  どんな意見が出されるかの予測がつくので,短冊を作っておいたり,まとめ方を考えておいたりといった司会団の進行計画に生かすことができる。
 児童の評価や指導に役立つ。
  個々の意見を把握できるので、事前の指導に役立てられる。
  また、意見の深まりや変容を評価することができる。
自分の意見がもてない児童への手立て 意見の幅を広げたり,理由付けをしっかりさせたりしたいときの手立て 発表に自信のもてない児童への手立て
 友達の考えを紹介したり,教師が質問したことに対する答えを文章化させたりして,個別に支援をする。  本で調べたり,インタビューをしたりする活動を取り入れたりして(レポート活動)意見にしっかりした根拠をもたせる。(例:雨の日の遊びについての話合いでは,事前に室内での遊びを本で調べたり,お家の人,おじいちゃん・おばあちゃんに聞いたりする。)  考えのよさを認め,進んで挙手するように励ます。
 発言の機会を設けることを前もって伝えておく。

 小グループでのミニ話合いで,友達と発表の練習をする。
この小グループでのミニ話合いには,次のようなよさがあります。
 ・学級全体の話合いより抵抗なく発表ができる。
 ・友達との交流が深まる。
 ・友達の意見を知ることで,学級会の効率化につながる。
 ・各教科等におけるグループ学習に生かされる。