議題を決定する
議題箱に入った問題の処理の仕方を検討する
議案書(話合いカード)を作成する
司会団の役割分担をする
学級活動コーナーに議題や提案理由を提示する
学級会進行の確認をする

年間計画から
生活上の諸問題
児童会活動との関連
議題箱の中から
次のような視点で,議題を決定させる。
@ 学級全員で話し合う共同の問題か。
A 学級生活の向上・発展につながる問題か。
B 子どもたちが自分たちの力で解決できる問題か。
C 子どもたちの自治的活動の範囲内の問題か。
※児童の自治的活動に任せることができない問題
・相手を傷つけるような結果が予想されるような問題
・教育課程の変更にかかわる問題
・校内のきまりや施設・設備の利用変更などにかかわる問題
・金銭の徴収にかかわる問題
・健康や安全を損ねかねない問題


(議題化されなかったもの)

・「ありがとうカード」等,議題を出した児童に渡し,次への意欲につなげる。

・議題を出した児童が納得するような処理を検討する。
個人やグループの人に考えてもらう。
係や当番の人たちで話し合う。
朝の会や帰りの会で話し合う。
先生からアドバイスをもらう。


実践が見えるような議題,意欲が高まるような議題を工夫させる。
(○○しよう ○○を決めよう ○○を作ろう など)
なぜ,この議題について話し合うのか,その必要性が伝わるような提案理由を考えさせる。
次のような視点で,話合いのめあてを決めさせる。
  1. 発言の仕方や聞き方など話合いの技能に関すること。
  2. 議題に関する基本的な考え方に関すること
時間内で話合いが終わるように,柱立てを焦点化する。
  • 児童にとって最も興味があり,切実感のある内容にする。
  • 時間内で終わるように焦点化し,2つまでとする。
  • 「たくさん型」と「いくつか型」「まとめ型」を組み合わせる。

        話合いの柱の型


司会団構成の例
議長・・・・・・・・2名
副議長・・・・・・1名

黒板書記・・・・2名
ノート書記・・・ 1名
  • 輪番2巡目は,議長・副議長計3名と,書記計3名がそのまま入れ替わると全員が司会を経験をできる。
司会団の役割分担例
議長 学級会の進行
副議長 司会のサポート,教師と議長との連絡
黒板書記 黒板に話合いの経過を掲示・板書する
ノート書記 決まったことの記録・話合いの観察


議題名

司会団の紹介

話合いの柱

決まったこと

 話し合うことや決まったことをいつでも確認できるように活用させる。

学級活動ボード(話合い活動のお知らせ)


 フロアの考えを確認する
  • 板書計画(意見を書いた短冊の用意)
  • 意見をもてない児童への指導をする。(教師)
 提案の準備をする
  • アンケート集約グラフ,手紙,写真,ビデオ等を使って議題への問題意識と解決意欲を高める。
 進行の打合せをする
  • 話合いの進め方,決定の仕方について助言する。
  • おおよその時間配分や決議の仕方についても計画を練っておく。
学級会提案ボード