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事
象
提
示 |
○事象提示を見る
@A(エタノール)とB(エタノールと水の混合液)を熱湯でしばらく加熱する。
A加熱後の液体を脱脂綿にしみ込ませ、火をつけ、燃え方を比べる。 |
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試験管 |
A |
B |
液体の物質名 |
エタノール |
水とエタノール |
加熱前の燃え方 |
よく燃える |
燃える |
加熱後の燃え方 |
よく燃える |
燃えない |
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○A、Bについて、理由も含めながらワークシートに説明を書かせる。 |
事
象
の
説
明 |
○事象を説明し、考えを話し合う
・Aは、沸騰して気体になって逃げたが、エタノールに変わりはないから加熱前も加熱後も燃えた。
・Bは、加熱で沸点が低いエタノールが先に空気中に逃げて水だけが残ったから加熱後は燃えなかった。
<キーワード>
・混合液 ・加熱 ・沸騰
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・戸惑っている生徒に対しては、エタノールやアセトンの液体に熱湯をかけたときのことを思い出させる。
・生徒の説明の交流を行いながら、共通点と相違点を考えながら、キーワードを挙げさせる。互いに相談してよいことを伝える。 |
学
習
問
題 |
○学習問題を立てる
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水とエタノールの混合を加熱するとエタノールが先に沸騰して気体になることを調べる。 |
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○学級全体で事象とキーワードを確認し、生徒とやりとりをしながら、学習問題を立てさせる。 |
計
画 |
○計画を立てる |
・沸騰石の使用など、安全上の注意点の確認させる。 |
実
験 |
○実験を行う
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・液が冷めた段階で、集めた液のにおいはどうか、手に付けたときの感触はどうか、火はつくかの確認はグループで進めさせる。 |
結
果 |
○結果を交流する
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○グループごとの結果を確認しながら、共通理解を図らせる。 |
考
察 |
○結果から言えることをまとめる
・水とエタノールの混合液を加熱すると、沸点が低いエタノールが先に沸騰して気体となることが分かった。
・水とエタノールの混合液が加熱後に燃えなかったのは、エタノールが先に沸点に達し、気体となってなくなったからである。 |
・なぜこのようなことが起きたのかを考えさせ、“沸点”に目を向けさせ考察をさせる。
・つまずいている生徒に対しては、他の生徒と相談してよいことを伝える。
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