特別支援教育に関するこれまでの研究

  【平成22年度】

発達障害のある児童生徒の特性に応じた支援の在り方
 -読み書き等のつまずきに対する「見る力」を
  高めるトレーニングの活用を通して-


 本研究では、読み書き等につまずきのある子どもに対して行った、「見る力」を高めるトレーニングについて紹介しています。また、指導者や保護者が、学習や生活の観察から、読み書き等につまずきのある児童生徒の「見る力」を知るためのチェックシートも紹介しています。
   【平成21年度】

小・中学校の連携による、発達障害のある児童生徒の
特性に応じた支援の在り方
-通常学級における学びやすい学習環境づくり-

 本研究では、通常学級において、発達障害のある児童生徒が、自分のできる力を発揮して学習に取り組むことができるようにするための支援の在り方や授業づくりの考え方について紹介しています。また、小学校から中学校への支援の継続を図るための「個別の教育支援計画」作成支援ソフトの使い方についても紹介しています。

  【平成19年度】

一人一人に寄り添った支援の在り方についての研究
 -通常学級において学習に困難を来している児童生徒の
  特性に応じた支援を通して-


 本研究では、教科書や黒板の文字を読むことやノートに文字を書き写すこと,考えをまとめて話すことなどで困っている児童生徒の学習の難しさを理解し、児童生徒の悩みに寄り添い,児童生徒が心地よく学習や活動に参加できるような支援の方法を紹介しています。

 
   【平成18年度】

児童生徒の学校生活へのよりよい適応をめざして
 -子どもの状態像に応じた支援に役立つ
  アセスメントシートの提案-


 本研究では,県内小・中学校の通常の学級における集団不適応の実態を把握するとともに,学級や集団,学習,対人関係等に不適応を示す児童生徒について集団へのよりよい適応を促すための支援の在り方を探ります。具体的には,児童生徒の理解のための個別アセスメントシートを作成・活用し,支援に当たる者が連携を図りながら評価と対応を総合的に行うための支援方法について,実践を交えて紹介しています。